COLUMN

コラム

脂肪豊胸手術で大きいバストに魅せる方法

2025年6月6日

脂肪豊胸手術で巨乳にする時に絶対に気をつけること

Case6 After

脂肪豊胸手術で巨乳にする方法を知りたいですか?

巷ではざっくりと

脂肪豊胸手術の1回でのサイズアップは1〜2カップ程度

とまことしやかに言われていますが…。それなら

複数回受ければ ”絶対に” 大きくなる?

実はこれらのことは

必ずしも正しいとは言えない?

んです。

例えばリアルな話、

他院で4回も脂肪豊胸手術を受けたのに、全然大きくならなかった?

と受診された方もいるんです! しかも

”自分のバストは四角くて先生が作るような丸いバストじゃない”

と?

このように

“ただ脂肪を入れるだけ” では、何回手術しても大きくならない美乳にもできない!

ここに脂肪豊胸手術の難しさがあるんです。

これは

定着率には個人差があるから?

いえ、それだけではありません!

その辺りも含めて、脂肪豊胸手術で巨乳にする方法について、脂肪豊胸専門クリニックの私が解説していきますね。

巨乳にするには一度に脂肪をたくさん注入すれば簡単じゃない?

脂肪の定着率に個人差があるなら、定着率が悪い場合でも十分大きくなるように、減る分を見越して沢山脂肪を詰め込んじゃえばいいじゃん!

というのは誰でも考えられることですが、それは

“安全に”脂肪豊胸手術を行いたいなら完全に間違い!

繰り返しますが、1回で定着できる脂肪の量には限界があります

から一度に沢山注入しても残りません

し、

残らないだけならまだいいですが、大抵は

大きなしこりになる(術後数年して氣づくこともある!)

か、

大量に脂肪壊死

を起こして感染を起こしたような症状が出たり、せっかく注入した脂肪を吸引除去しないといけなくなるなど、なにひとついいことはありません!

(但し入れるだけ入れてもらって運良くトラブルがなかったら、直後だけはモリモリになりますので

 ①一次的な巨乳感を味わうことは出来ますし、

 ②変な ”やるだけやった感” は得られるかもしれませんが、

   でも、それは違うでしょ?)

自分も昔、某大手グループ所属時に片胸400cc注入するメニューを経験したことがあります。

当時は美容外科1年目でしたし、”そんなものか”と思いオペしていましたが、今から考えるとかなり乱暴な話です。

しかも注入量を明示したメニューなので(豊胸をしたい人って昔から痩せ型の人が多いですから)、十分に脂肪がとれなくて片胸350ccずつとかしか脂肪を注入できないと

”金返せ!”

と言われる時代でした…。無知とは恐ろしいですね? 

このように

手術する方も、手術される方も無知な時代

を経験させて頂き、それではまずいでしょ!ということで今があります。

そんな自分からみると、今だに

”脂肪豊胸でも2〜3カップアップできる!”(←1度ではそんなに定着しないの! 不純物しこりで大きいのかもよ?)

皮膚の伸びがいいから脂肪を沢山注入できました!”(←だから注入できても残らないんだって!沢山注入できる=手術の上手さではない!

とか間違った情報発信されているのを見ると、世間の認知もまだまだなんだなーと思いますが、賢い患者さんはこのような質の悪いセールストークには騙されないようにしましょうね!

ちなみに大量注入って、どのくらいなの?

ということですが…。

厳密な定義があるわけではありませんが、先日2025年の美容外科学会で発表した自分の3Dスキャナーによるデータ(エビデンスです!)がこちら。

BAF3DAF7-43E2-40E8-B4FD-5A36A875EB40

青が右胸、赤が左胸のデータ(エビデンス)ですが、

平均定着量は約70cc、定着限界約150cc

というデータが最新になります。(定着限界は95%の人までで大きくなりうる量に設定しています。5%の特殊な例は除外)

つまり、

注入しても残る可能性があるのは約150ccまでで、それ以上は既に入れ過ぎの領域に突入している

ことになりますから、

“片胸150cc以上注入すること”は、定着がいい人にとっても安全に手術できる許容範囲を超えていることを意味します!

(平均的な定着量の人と比べると、150ccはすでに定着限界を2倍超えている…)

かといって、“ある程度脂肪を注入しないことには、バストもなかなか大きくならない…”

このようなジレンマが脂肪豊胸手術にはあり、このバランスを上手にとりながら美乳をつくれるドクターが、脂肪豊胸手術の名医の条件の1つになる

と考えています。かなり無理難題ですが、実はそれが

5D注入法で可能になったんですがねー✨

脂肪を ”入れられる限界”と ”入れていい限界” は、まったく違う!

以上を踏まえながら、大量注入について考えていきたいと思います。

なにも指標がないのもアレなんで、ここでは平均定着量の70ccをベースに考えてみましょう。

まず

“入れられる限界”

は、経験的にいうと

平均定着量の5(〜6倍)片胸350(〜420cc)くらい

は、注入しようと思えば注入することができますよー! ただ繰り返しますが

たくさん脂肪を注入できることがサービス精神があり、また上手なドクターということでは絶対にありません!

が、

勘違いしている美容外科医や患者さんが未だに多い

のも事実なのは残念なところですね…。

とくに体格が大きい方授乳歴があって皮膚が伸びやすい方などは、こちらも注入しやすいので、このように皮膚の伸びに余力がある場合などは、もっともっとと多量に注入したい衝動に駆られることもあります(が絶対にしません)。

それで

授乳歴がある人は、皮膚の伸びがいいから、たくさん脂肪を注入することが出来ますよ〜!”

とか一般に言われることがままあるのですが、何度も言いますが、これが

大間違い!

”入れられる限界”と、”入れていい限界”は全くの別物!

このような人は、頭の中に定着限界量と、それを超えた場合にトラブルになることがすっぽり抜けています…。(頭、○い…?)

では、

“入れていい限界”

の具体的な量はというと、ある程度は注入しないと効果がでないことと、最大定着量のエビデンスが150cc程度ということを加味して

平均定着量の2〜3倍140cc〜210ccの間

“出来ればその中間くらいの180cc以下

というのが好ましい、入れていい限界だと現時点では考えています。

入れられる限界=420cc > 入れていい限界=180cc

ということで、両者に倍以上の、かなりの隔たりがあるということがお分かり頂けましたか?

(脂肪豊胸専門クリニック院長の自分は、いつもこの入れていい限界の量でも大きくて綺麗なバストをつくっています?)

なぜそれが可能かというと、例えば自分が5D注入法でオペをした場合は、脂肪注入量150cc程度でも250ccのシリコンバックが入ったようなバストをつくることが可能なので✨

入れてる脂肪の量より大きいバストができるって、意味わからないでしょ?

(わかったら凄いですが)それが5D注入法では、出来ちゃうんだなー。

頭の中が3次元以下(2次元かも?)の人、沢山詰め込まないと大きく出来ないという固定観念に縛られている人には一生理解できないでしょうが、出来るものは出来るので? 

これと対照的に危険な巨乳の目指し方は、

片胸300cc以上注入してデコルテを中心にパンパンにする方法(沢山詰め込まないと大きく出来ないという固定観念で生きている人達)…。

そんな症例写真を見て、

”脂肪豊胸なのにこんなに大きくできるなんて上手なドクターだ〜”。

というのは完全に間違いなので、氣をつけた方がいいですよ。

ついでなので、脂肪の大量注入によりバストの形が不恰好になることについても解説しましょう!

大きいシリコンバックを入れたのと脂肪を大量注入した結果は違う!

脂肪豊胸手術でも、大量に脂肪を注入すれば、高さが出て丸いバストができると思いますか?

結論から言うと、殆ど出来ません!

なぜか?

理由としては、まず

脂肪では、丸い形に形成するのが凄く難しい

のです。

しかも身体の中は強固にくっついているので、

脂肪みたいな柔らかいものを注入したくらいでは高さが出ないどころか、全然膨らんでこないので丸くもできません!

(5D注入法なら例外的に可能です)

シリコンバックでさえ、しっかりと癒着を剥離してシリコンバックが入るスペースを丸く綺麗につくらないと、ラグビーボールみたいな形になることもあるくらいですから、そんなに簡単に丸くならないのです。

次に

シリコンバック丸い形の被膜にジェルが覆われている

ので、

挿入した位置で丸い形をキープし続けられ、挿入後も皮膚の圧力に負けずに皮膚を伸ばすことができるので高さも保てます。

これに対して脂肪は、大量の脂肪を注入しても丸い形に形成することが難しく、仮に出来たとしても

シリコンバックのように被膜に覆われていないので潰れて拡がってしまいます

から、高さも丸さもキープ出来ません。

どちらかと言うと、四角く平べったい感じになりますね。

その結果、大量に注入する場合はデコルテを含めた次の写真左側の赤いエリアに注入しないといけなくなり、四角くて高さがでない胸板になってしまうのがオチです(写真右側が他院で大量注入2回して修正に来ました)。

スクリーンショット 2025-04-08 17.36.38

その欠点を隠すために、

”デコルテにも無料で注入します!”(←いやいや、ヘンテコになりますって!)

とか、 

 ”当院では限界まで脂肪を注入できます!” (←だから入れていい限界量(180cc以下)じゃなくて自分が入れられる限界量(350ccとか)でしょ?)

と誇示して誤魔化すのが常套手段ですね。 

あと、たまに入れられる限界(350cc以下)でも奇跡的に丸さと高さを伴う形にできることはありますが、脂肪でそれをしては絶対にいけません! 

大体その場合、乳腺下に固まりで注入しないと高さがでない(5D注入法は入れていい限界で出来るので例外です)ので、それ程の脂肪の量を塊で注入したら早晩しこりになりますので! 

このように、

脂肪の大量注入ではボリュームこそ出せるものの、形がヘンテコになるわ、しこりになるわ、やってはいけないのです! 

その弱点を補い、適量である”入れていい限界量”(180cc以下)でも丸い形と高さを唯一脂肪でも出せるのが5D注入法なんです!

複数回手術を受ければ誰でも美巨乳になる?

左パターン1の他院で4回800cc 右パターン5の当院で1回110cc

脂肪豊胸手術で巨乳にするには大量注入はダメ!

ということは分かりましたが、それでは安全な量で複数回受ければいいんじゃない?

と思いますが、
ただ回数を受ければ、必ず大きくなる(見える)わけではありません! 

しかも絶対に美乳になるとも限りません!

まず複数回受けても大きくなりにくい(見えにくい)手術方法は、

ミルフィーユ状に多層に注入する手術方法

です。

これは

丸い形が作りにくい

ですし、そもそもクレープみたいな薄い層を重ねるだけなので

高さがでない

ので、

何回手術を受けてもバストに変化が出にくいのです!

一応しこりができにくい注入法というメリットはあるので、その手術方法を受けるな、とはいいませんが、

このミルフィーユ状に注入する方法で手術を受ける時は、”何回受けても美巨乳にはなりにくいデメリットがある”ことは理解すべきです!

ちなみに当院には、他院でこの方法で4回受けたものの全然大きくなった実感がないという方が来院したことがあります。(写真左。右が当院で1回修正オペしたものです)

しかも流石に4回も受けているので毎回200cc以下だったということですが、しこりになりにくい注入法とはいいながら、オイルシストは複数個できてましたし。

例えしこりが出来にくい方法をとったとしてもオイルシストくらいは出来ることはあるんです!

では、安全に大きいバストにするには、どのような手術を複数回受ければいいのでしょうか?

これが、自分が今回2025年の美容外科学会で発表した内容とつながるのです!

③バストが大きくなるには法則性があり、それに準じて手術をしないとダメ!

正面 3枚

バストが大きくなる法則性

初めて聞いたと思いますが、あるんですよ!

自分は無意識に理解していて、それを5D注入法などで再現していたのですが、それをエビデンスとして今回発表しました。

この法則性に則って手術結果を出せれば

自然な仕上がりになりますし

 正しく体積が増えるので

大きくなった実感を伴いますし

 不自然さがないので

③誰がみても美乳になる

という、シリコンバックだろうが脂肪豊胸だろうが関係なく、

あらゆる豊胸手術で指標にしなければいけない画期的な法則

なのですよ!

では、どんな結果を今年2025年の学会で発表したのか?解説しましょう!

バストは成長に伴い、縦・横・高さの3方向に大きくなるのが自然!

スクリーンショット 2025-06-19 17.06.58

女性のバストの、トップとアンダーの差下乳の関係について3Dスキャナーで約600人で調べた結果がこちら。

結論としていうと、

1カップ(トップとアンダーが2.5cm)アップするごとに、下乳は約8㎜長くなる

という結果が出ました!

つまり、

いくら胸に脂肪を大量に注入して大きくなったかのようにさせても、その手術によって下乳が8㎜大きくなっていないと1カップ大きくなったように見えない!(と同時に不自然!)

ということになりますね。例えばこちら

左パターン1の他院で4回800cc 右パターン5の当院で1回110cc

左側が他院ミルフィーユ状に脂肪注入を4回したもので、

”4回手術をしたのに、全然大きくなった実感がない!”

と言われた写真です。

4回で片胸合計700〜800ccは注入されて

体積は間違いなく増えたはずなんですが…。

この理由を先程の結果を踏まえて理論的に説明すると、

4回手術しても “下乳の距離” が全く変わっていないから!

このように元のフレームのまま、体積だけミルフィーユ状に注入する脂肪豊胸手術では何回手術を受けても決して美巨乳にはなれないことが理論的に納得できましたか?

同じことはシリコンバック豊胸でも言え、これを踏襲するバストの形状変化をさせてないと、

“せっかくシリコンバックで胸が大きくなったのに、なんか見た目も不自然…

という結果に陥ります。(よく聞きませんか?)

それなら

シリコンバック豊胸でも下乳が大事だ!

シリコンバック豊胸手術で無闇にアンダーの位置を下げると、シリコンバックを支える底がなくなり、
シリコンバックが腹部に移動する

という恐ろしいことになるリスクもあります!

例えば過去にシリコンバック豊胸失敗ということで

シリコンバックが腹部に移動して裁判になったケース

とか、海外でも放送事故として

生放送中に豊満なバストが腹部に移動したケース

とか、枚挙にいとまはありません!

これに対し

脂肪豊胸手術の場合は、脂肪が下乳の位置に定着して移動することはないので、一度綺麗に下乳を伸ばせれば、脂肪がお腹に移動するリスクはゼロ

ですが、

そもそも脂肪豊胸手術でアンダーの位置を変えるのは、かなり難しい…

しかも力技で脂肪組織を詰め込んで伸ばそうとすればなんとかできるとしても、

入れていい量でサクッとアンダーの位置を変えるのは現状では5D注入法以外では難しいでしょう!

このように、豊胸手術で自然な美乳にすることは、実はかなり難易度が高いのです。

下乳だけですらこのような状態なのですが…。

実は、

豊胸手術で美巨乳にするのに難しい問題は下乳だけではない

のです! 

その結果がこちら

(だから下乳だけ伸ばしたアンダーブーブーとかでも、”大きく見せる”、”美乳につくる”と言う意味では不十分で失格です)

スクリーンショット 2025-06-23 6.55.50

1カップ(トップとアンダーが2.5cm)アップするごとに、“外乳” は約4㎜大きくなる

つまり、

一般女性のバストが大きくなる時は、乳房の “横幅” も大きくなるのが普通

という、当たり前と言えば当たり前のことが傾向として出ています。ということは、

バストが大きく見えるためには、しかも自然な巨乳に見えるためには、乳房の横幅も大きくしなければいけない

具体的には、谷間の距離はバストが大きくなっても縮まらないので、

豊胸手術のときには身体の外に張り出すようにつくる(いわゆる外乳をつくる)のが必須

になります!

が、豊胸手術で外乳を作るのは難しい…

もう一度提示しますが

左パターン1の他院で4回800cc 右パターン5の当院で1回110cc

左側他院で4回片胸合計700〜800cc注入したケースですが、4回やっても全然 “外乳” がないでしょ?(先程の解説の通り、下乳も全然つくれていないのは言うまでもないです)

豊胸手術をして、この外乳がつくれていないのも巨乳に見えない理由の1つなんです。

わかりましたかー? 

脂肪豊胸で複数回しても、必ずしも巨乳になるとは限らない理由が!

ある意味これが普通の脂肪豊胸手術の結果で、外乳を作るのは本当に難しいんです!(たまに大量注入の結果外乳ができているケースもありますので騙されないようにしないといけませんが)

それに対して右側が自分の5D注入法110cc注入した写真ですが、違いは一目瞭然でしょ?

注入した脂肪の量は、片胸110ccですから、“注入量で大きさが決まる訳ではない”のです!

それでは話を変えてシリコンバックの場合はどうかと言うと、

シリコンバックで外乳を作るのも結構リスクがあって

胸郭(肋骨で出来た胸の形)を考慮して外乳の部分のポケットをつくらないと、仰向けに寝た時にシリコンバックが身体の横・脇に落ちることがあります…。

このように、異物を使って確実にバストアップできるシリコンバック豊胸ですが

下乳外乳を自然な成長に合わせて変化させるには落とし穴がある辺りがシリコンバック豊胸の限界

でもあるんですねー。 

最後に一応、バストが大きくなっても谷間の距離が縮まらないエビデンスも載せておきます。

スクリーンショット 2025-06-23 8.03.15

このように、

バストトップとアンダーの差が大きくなって乳房の横の直径が大きくなっても、谷間の距離は縮まらない。

いや、寧ろ距離が大きくなる(離れ乳氣味になる)人も結構いるんですよ!

巨乳の人は谷間ができるけど、それは “寄せて上げてるから” 

ということを今一度理解すべきですね。

とりあえず、今までの主張をまとめると

脂肪豊胸手術で巨乳にするといっても、片胸180ccを超えて注入するのは合併症のリスクが上がるのでおすすめできない。
(一般的に少量と言われる200cc未満の注入量でも大きいバストをつくる能力が要求される。
熟練すれば、片胸110ccでも一般的な脂肪豊胸4回より大きくできる!)

1度の定着率が限られているので巨乳にするには複数回手術を受けなければいけないが、正常女性のバストの変化を鑑みると①下乳と②外乳をしっかりと大きく出来ないと何回手術を受けても大きくならない

ということでしたね。

でも一般的な脂肪豊胸手術ではこの2つの条件を満たすことは難しいのですが、唯一可能にした手法が自分だけができる5D注入法なので、これについても少し秘密をお話ししましょう!

脂肪豊胸で下乳と外乳をつくる=そこに脂肪を入れるだけではダメ!バージスラインをつくりかえる技術が必要

いいこと聞いた! 

それなら、下乳や外乳のところに脂肪を入れればいいんだー!

と思ったあなた!甘いです!

脂肪をただ注入するだけでは、全く膨らんでこないんですよ!

(入れるだけで膨らむほど簡単だったら、誰にでも出来ますって!)

しかも、

①下乳と②外乳を膨らませるだけではまだ不十分で、

もう1つ巨乳に魅せるための重要なファクターがあるんです!

それは…。

バストの輪郭(バージスライン)をはっきりつくる技術が必須!

正しい注入位置の比較

左が術前で、右が5D注入法で2回手術を受けた後の写真です。

先程のおさらいになりますが、

自然な美巨乳を目指すなら、①下乳と②外乳をバランスよく大きくしなければいけない

ので、

赤丸の位置に “新しく下乳と外乳をつくる” のが目標になる

わけです。

ところが、ここで左側の正しい注入位置という術前の写真では、普通に肋があるだけの胴体ですよね?

それが右の術後では、きちんと丸の位置に、あたかもそこに乳腺が出来たかのようにバストが出現してるでしょ?

普通の注入法では脂肪を注入しても膨らんでこないだけでなく、このように輪郭もはっきりとつくるのが難しい

のですが、

5D注入法では、①下乳と②外乳がしっかりとできると同時に③新しく輪郭をはっきりとつくりこむことが可能

なんです。この3つ目の条件も覚えてくださいね。このように

キチンと目標通りのところにバストを再現できると、その結果美巨乳になっているでしょ?

これはシリコンバック豊胸を思い出せがよくわかることで、

シリコンバックではただ単に高さがでているからだけではなく、バストの輪郭がしっかりとでているから人間の目には大きく見えるのですよー!

ただし、シリコンバックの場合はそれが諸刃の剣で、

痩せ型の人の場合は逆にシリコンバックの輪郭がくっきりと見え過ぎてしまい、シリコンバック豊胸をしたのがバレバレになってしまうというデメリットもありますが

5D注入法では脂肪で輪郭をハッキリとつくっているので、輪郭の不自然さがない

という多大なメリットがあります!

巨乳には “高さ” も必要という当たり前のことが!

最後に当たり前の美巨乳の条件として、

④バストに高さがあること

があげられます。

これも何度も言うように、

一般的な脂肪注入では、しこりをつくる覚悟で大量に脂肪注入をしないとなかなか難しい

というのが現実ですね。

とくに

ミルフィーユ状にして多層に注入する方法でバストに高さを出すことは、絶望的に難しい

のです。

だからこの場合、

ビブラなどの対外式皮膚拡張期を併用しないといけない

とか、無駄なことが必要になるのです!

5D注入法を駆使できる自分からしたら、そんなの不要です。

それはなぜなのか? 少し解説しましょう。

脂肪の注入方法には、水平注入法と垂直注入法の2種類ある!

業界の脂肪注入の方法として、実は水平注入法垂直注入法の2種類の注入法があります。

特徴を簡単に説明すると

水平注入法というのは直針真っ直ぐなカニューレ)をつかい、皮膚に水平(並行)に注入する方法で、コールマン式注入法など、殆どの注入法がこの水平注入法です。

手技は簡単ですが、剥離を伴わず注入するので

エッジを利かせられないので輪郭をつくることができず、注入してもなかなか膨らまず(形の造形に不向き)、高さを出せない

という特徴(弱点)があります。

だからコールマン式をはじめとした水平注入法では、平面をつくってミルフィーユ状に重ねるしか高さをだすのが精一杯なので自力では高さを出せず、授乳歴がないと皮膚が硬くて膨らまないとか、ビブラを使って皮膚を柔らかくしないと高さが出ないとか、他力本願になるのです。

これは上手下手というわけではなく、注入法自体の特徴なので、術者にはどうすることも出来ません…。

これに対し

垂直注入法というのは曲針曲がったカニューレ)を使い、皮膚に垂直に注入する方法で、これを脂肪豊胸手術に取り入れているのは自分の知る限り自分の開発した5D注入法のみです。(垂直注入法のコンセプトを理解せず、単に先が曲がったカニューレを使うだけでは垂直注入法とは言えません!)

この5D注入法を駆使できれば、注入と同時に剥離もできるので

エッジを利かせられるので輪郭をはっきりとつくることができ少ない脂肪の量でも立体的に造形することが容易(下乳・外乳をつくるのも自由自在)で、高さも出すことができる

という、

脂肪豊胸で美乳をつくるには最適な注入方法なんです!

5D注入法とは、垂直注入法の進化した最先端の手術方法!

エンジェル・カニューレ

こちらが当院で採用している5D注入法(垂直注入法の進化版)で使用するカニューレの写真です。

これによって

業界で唯一、脂肪豊胸手術で垂直注入法ができる

ので、

当院だけ脂肪豊胸手術でも

下乳を広げると同時に②外乳もつくれ、③輪郭がハッキリとつくれるのでバージスラインを新しくつくることができ少ない脂肪でも④高さを出すことができるんですねー!

なので、時々他の美容外科医から

“BANNAIの豊胸は絶対に脂肪豊胸ではなくシリコンバックの写真を使っている!”

“脂肪豊胸であんなバストがつくれるはずはない!”

“もし本当に脂肪なら大量の脂肪を注入しないとあんな風につくれないから、絶対にしこりだらけになる!”

と誹謗中傷(というか、むしろ褒め言葉?)を頂くこともあります?

うちのホームページの記事はよく同業にチェックされているようなのですが、この記事も有料級でしょ?

脂肪豊胸なら、やっぱり坂内(BANNAI)!

下乳が伸びるとバランスが改善

ということでまとめに入りますが、

脂肪豊胸手術では闇雲に大量に脂肪を注入したり(定着量の限界、しこりのリスクが上がる)、

フレームをそのままで何回手術をしても(不自然で不恰好なバストの形になる)大きいバストにはならない!

脂肪豊胸手術で大きいバストに魅せる方法としては、

下乳を伸ばす!(2カップで16㎜伸ばす)

外乳をつくる!(2カップで8㎜張り出す)

輪郭をハッキリとつくる(バージスラインを新しく作り直す

高さを出す

それで、これらをしこりのリスクなどの合併症を最小限にする観点から

片胸180cc以下で手術する

というかなり高いハードルが要求され、それを実現するためには

垂直注入法を実践できる道具(カニューレ

垂直注入法の理論の理解と手術経験や実績がしっかりとあるドクター

でないと不可能なことなのです。

その上で、定着率の関係で1回で1〜2カップアップが普通なので

⑧複数回、コツコツと目標の大きさになるまで手術をしていく

必要があるわけで、この時、万が一定着が悪くてドブ銭になるのを防ぐためには

⑨サイズ保証があるクリニックで手術すべき

で、これら9つすべてが揃っているのが業界広しといえども当院だけなのです!

ということで、脂肪豊胸手術を受けるなら、やっぱり坂内(BANNAI)じゃない?

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