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形態設計型脂肪豊胸とは
脂肪豊胸を「量」ではなく「形」で考える
先に結論|形態設計型脂肪豊胸とは?
BANNAIでは、形態設計型脂肪豊胸を、注入量や定着量だけでなく、定着した脂肪が乳房部フレームの形にどのように変換されたかまで評価する考え方として位置づけています。
- 形態設計型脂肪豊胸:残った脂肪が乳房部フレームをどう変えたかまで評価する考え方
- 脂肪豊胸3.0:BANNAIが用いる、安全性と定着を前提に「形」を独立した成功基準として考える思想
- 5D注入法:その考え方を、実際の手術で実現するための当院の注入法
この三つは、それぞれ別のことを指しています。
このページの目次
脂肪豊胸というと、
「何cc入れるのか」
「どれくらい定着するのか」
「何カップ大きくなるのか」
という「量」に注目されることが少なくありません。
もちろん、注入量や脂肪の定着は大切です。
しかし、脂肪が残っただけで、理想のバストになるとは限りません。
大切なのは、その脂肪が乳房そのものを、どの方向へ、どのような形に変えたのかです。
銀座3丁目・BANNAI美容クリニックでは、
Volume is the input. Breast-frame gain is the outcome.
どれだけ入れたかは「入力」。どれだけ乳房部フレームが増大したかが「結果」です。
という考え方を、脂肪豊胸の基本に置いています。
豊胸手術の目的は、胸部に単に体積を加えることではありません。
乳房そのものの形=乳房部フレームを三次元的に大きくする、または再構築することだと考えているからです。
脂肪豊胸は、「脂肪を入れる手術」だけではありません
脂肪は、バストを大きくするための素材です。
しかし、同じ量の脂肪でも、完成する乳房の形は同じではありません。
どこに、どの方向へ、どのように配置したかによって、形は変わります。
同じ注入量でも、配置が異なれば完成形は異なり得ます。
脂肪は完成品ではなく、乳房を設計し、つくるための素材だからです。
だから私たちは、「何cc入れられるか」から手術を考えません。
先に考えるのは、
「この方の乳房は、どこを、どの方向へ変える必要があるのか」
ということです。
診断して、完成形を考える。必要な形態変化を決める。その結果として、必要な注入量が決まります。
では、「形が変わる」とは何が変わることなのでしょうか?
当院では、乳房の形を主に次の4要素で見ています。
1.下乳
乳頭から乳房の下縁までの部分です。
BANNAIでは、下乳を単に下方向へ広げるだけでは不十分だと考えています。
下方向への広がりと同時に、下乳側の高さと丸みをつくることが重要です。下乳側に前方への高さが出ることで乳房下部が立体化し、乳頭をより上向きに見せる形態につながります。
つまり下乳は、「下へ伸ばす」だけではなく、下方向への広がりと下乳側の高さを合わせて三次元的に設計することが重要です。
2.乳房横径
乳房そのものの横方向の広がりです。
単に胸板が厚くなるのではなく、乳房として外側へ自然に広がることを見ます。
3.高さ
正面から見た大きさだけではなく、横や斜めから見たときの立体感です。
乳首付近の高さと、特に下乳側の高さを分けて評価します。
4.乳房下溝(IMF/バージスライン)
乳房と胸部の境界となる下縁です。
BANNAIが目標とする乳房部フレームの増大では、乳房下溝も一回り大きな下縁境界として、位置・連続性・明瞭性を評価します。
この下乳・乳房横径・高さ・乳房下溝(IMF)がバランスよく変化することを、私たちは乳房部フレームの増大として捉えています。
BANNAIでは、デコルテや谷間を直接盛ることを美乳の目標にはしていません
「谷間をつくりたい」
「デコルテをもっと盛りたい」
というご希望はよくあります。
しかし当院では、デコルテや谷間を脂肪豊胸の独立した最終目標にはしていません。
乳房そのものが下方・外側・前方へ自然に大きくなれば、デコルテの見え方も変わります。
BANNAIでは、谷間は左右の乳房をブラジャーなどの外力で寄せたときに現れる動的な要素として捉えています。
内側へ脂肪を詰めて「谷間そのもの」を直接つくることを、成功条件にはしていません。
「定着率が高い=良い脂肪豊胸」とは限りません
BANNAIでは、脂肪豊胸を安全性・定着・形態の3つの軸で分けて評価します。
安全性
感染、脂肪壊死、しこり、オイルシスト、脂肪吸引部の凹凸などの合併症をできるだけ避けること。
定着
注入した脂肪の一部が、受容部で生存し、長期的に残ること。
形態
残った体積が、
下乳・乳房横径・高さ・乳房下溝
という乳房部フレームの変化に、どれだけ生かされたか。
脂肪が定着することは重要な必要条件です。
しかし、定着した脂肪が主として胸部の厚みとして残る場合があります。
乳房そのものの形がほとんど変わっていなければ、定着量だけでは手術の完成度を説明できません。
当院では、術後6か月の残存体積を中間評価とし、最終的な形態成果は下乳・乳房横径・高さ・乳房下溝の協調した変化として評価します。
脂肪豊胸3.0とは?
当院では、脂肪豊胸の考え方を整理するために、
「脂肪豊胸3.0」
という名称を用いています。
これは、学会や医学界で定められた公式分類ではありません。
安全性と定着を前提としたうえで、「乳房の形」を独立した成功基準として評価するために、当院が用いている考え方です。
ここで見ているのは、「何cc入ったか」「何cc残ったか」だけではありません。
残った脂肪で、乳房部フレームがどう変わったか。
そこまで見るのが、脂肪豊胸3.0です。
5D注入法とは?
5D注入法は、脂肪豊胸3.0という考え方を、実際の手術で実現するための当院の注入法です。
つまり、
脂肪豊胸3.0=何を成功とするかという考え方
5D注入法=その考え方を、実際の手術でどう実現するかという注入法
という関係です。
5D注入法は、特定のカニューレや機器の名前だけを指すものではありません。
診断して、形を設計する。どこに、どの方向へ、どの層へ脂肪を置くかを決める。道具を正しく使い、手術中に調整し、術後に結果を検証する。
この一連の流れまで含めて、5D注入法と考えています。
「何cc入れるか」は、手術のスタートではなく設計の結果です
脂肪豊胸を検討すると、
「私は何cc入れられますか?」
と聞きたくなると思います。
もちろん、注入量は患者さんにとって重要な情報です。
しかし当院では、注入量を最初に決めて、その量を入れられる場所へ配るという考え方を基本にはしていません。
まず乳房を診察し、
どんな形に変える必要があるのか。
どの方向へ乳房部フレームを大きくするのか。
その設計を考えたあとで、必要な脂肪量を決めます。
注入量は、診断と設計の結果です。
手術直後の写真だけでは、完成を判断しません
脂肪豊胸の術直後には、
- 浮腫
- 内出血
- その後吸収される脂肪
なども含まれています。
そのため、術直後に大きく見えたからといって、その状態がそのまま完成形とは限りません。
当院では、術後6か月を標準的な完成評価時点として、3Dスキャナーを用いた評価を行います。
評価するのは体積だけではありません。
- 乳房部体積差
- TU差
- 下乳
- 乳房横径
- 高さ
- 乳房下溝(IMF)
などです。
写真の印象だけでなく、乳房部フレームが実際にどう変化したかを確認します。
院内3Dデータを外部へ提示する場合には、対象・症例数・測定時期・測定方法・評価指標・院内解析であることを明示し、論文で確立された事実と混同しない運用とします。
「形の変わらない脂肪豊胸はしません!」
これは、
「どの患者さんでも必ず希望どおりの形になる」
という無条件の結果保証を意味する言葉ではありません。
銀座3丁目・BANNAI美容クリニックが、
何を目標として脂肪豊胸を行うのか
を示した診療方針です。
私たちが目標にしているのは、単に脂肪を残すことではありません。
残った脂肪を、乳房そのものの大きさと美しい形へ生かすこと。
そのために、設計し、手術し、術後6か月に測定して、結果を確認します。
形態設計型脂肪豊胸で大切なのは、「つくる・測る・判定する」
私たちは、脂肪豊胸を手術当日だけで完結するものとは考えていません。
つくる
術前診断に基づき、下乳・乳房横径・高さ・乳房下溝を含む乳房部フレームを設計します。
測る
術後6か月に3Dで、形態変化を測定・評価します。
判定する
写真の印象だけではなく、測定結果も用いて、実際に乳房部フレームがどのように変化したかを判断します。
脂肪豊胸を選ぶとき、「何cc入るか」だけで比較しないでください
クリニックを比較するときには、注入量や技術名だけではなく、半年後に何を評価しているのかを確認してみてください。
たとえば、
「術後6か月の症例はありますか?」
「乳房の形は、何を指標に評価していますか?」
「写真だけでなく3Dなどで測っていますか?」
「しこりや脂肪吸引部の凹凸など、術後の安全性をどう確認していますか?」
「保証がある場合、何を基準に判定しますか?」
という視点です。
もっと詳しく知りたい方へ
FAQ
Q1.形態設計型脂肪豊胸とは何ですか?
注入量や定着量だけを見るのではなく、残った脂肪によって乳房そのものの形がどう変わったかまで評価する考え方です。銀座3丁目・BANNAI美容クリニックでは、下乳・乳房横径・高さ・乳房下溝(IMF)を乳房部フレームの主要な評価要素としています。
Q2.脂肪豊胸3.0と5D注入法は同じものですか?
いいえ。
脂肪豊胸3.0は「何を成功と考えるか」という考え方、5D注入法はそれを実際の手術で実現するための注入法です。
Q3.定着率が高ければ、脂肪豊胸は成功ですか?
定着は重要ですが、それだけでは十分ではありません。
残った脂肪が乳房の形にどう生かされたかを別に評価する必要があります。BANNAIでは安全性・定着・形態を分けて考えます。
Q4.脂肪豊胸で谷間をつくれますか?
BANNAIでは谷間そのものを直接の注入目標にはしていません。
谷間は左右の乳房が外力で寄せられたときに現れるため、乳房そのものの形を整えることを優先します。
Q5.脂肪豊胸の完成はいつ頃ですか?
当院では、術直後ではなく術後6か月を標準的な評価時点として3D評価を行います。術直後には浮腫などの影響があるためです。
Q6.5D注入法なら必ず形が変わりますか?
医療である以上、結果には個人差があります。
「形の変わらない脂肪豊胸はしません!」は、無条件の結果保証ではなく、乳房の形を変えることを目標として手術を行うという当院の診療方針を示す表現です。
Q7.何cc注入するかは最初に決めないのですか?
必要な注入量は重要ですが、BANNAIではまず乳房を診断し、必要な形態変化を設計します。その設計を実現するために必要な量として注入量を考えます。
Q8.結果は写真だけで評価しますか?
いいえ。
当院では術後6か月に3Dスキャナーを用い、乳房部体積差、TU差、下乳、乳房横径、高さ、乳房下溝などを評価します。
Q9.5D注入法は、特定のカニューレや機器の名前ですか?
いいえ。
5D注入法は、特定の器具だけを指す名称ではありません。
乳房を診察して形を設計し、どこへどの方向でどの層へ脂肪を置くかを決めます。道具を正しく使い、手術中に調整し、術後に結果を検証します。この流れ全体を指す名称です。
自由診療に関する情報
治療内容
ご自身から採取した脂肪を処理し、乳房へ注入して乳房のボリュームや形態を改善する自由診療です。
5D注入法は、乳房の形態を設計して脂肪を配置するために、銀座3丁目・BANNAI美容クリニックが用いている注入法です。
費用
本治療は自由診療で、公的医療保険は適用されません。
当院の5D注入法を含む脂肪豊胸セットメニューの通常価格は、税込1,518,000円〜5,530,800円です(2026年8月17日確認)。
初診料は税込5,500円です。血液検査代・圧迫下着代はセット料金に含まれておらず、治療内容・追加オプション等によって総額は異なります。実際に必要となる費用は、診察後に治療内容とあわせてご案内します。
主なリスク・副作用
脂肪豊胸では、定着量の個人差、胸の腫れ・内出血・痛み、感染、傷跡、脂肪壊死、オイルシスト、硬結・しこり、石灰化、左右差などが生じる可能性があります。
脂肪採取部には、腫れ・内出血・痛み・拘縮・色素沈着・凹凸などが生じる可能性があります。経過によっては、追加の検査・処置・再手術等が必要となる場合があります。麻酔に伴い、吐き気・嘔吐・頭痛などが生じることがあります。
結果について
脂肪の定着量や乳房の形態変化には個人差があります。3D評価や5D注入法を用いること自体が、一定の結果を無条件に保証するものではありません。
お問い合わせ
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック
東京都中央区銀座3-7-16 銀座NSビル4階
電話:03-3567-9135
医学的な位置づけ
脂肪豊胸3.0、5D注入法、乳房部フレームの4要素による評価は、銀座3丁目・BANNAI美容クリニックが用いる考え方と注入法です。学会等が定めた公式分類ではありません。
一方、自家脂肪注入後の乳房を3D画像等で経時的に評価することや、脂肪壊死・オイルシスト・石灰化・硬結・感染などを合併症として評価することは、既報の臨床研究でも用いられています。術後6か月は、当院が完成評価の標準時点として採用している時点です。




