危ない美容外科医を見分ける方法 3選 豊胸編①
前回まで”嘘つき”美容外科医について情報をシェアしましたが、今度は危ない豊胸についてコメントします!
まずは、
”アクアフィリング や アクアリフト!”
ですね。これを現在でも使用しているところは、やめた方がいいです…。
日本に上陸した当初は、
97%が水分でとても柔らかく、5年くらいで吸収され、CEも通ってるし問題ない!
なにかあれば生理食塩水で溶かせる
まずは、
”アクアフィリング や アクアリフト!”
ですね。これを現在でも使用しているところは、やめた方がいいです…。
日本に上陸した当初は、
97%が水分でとても柔らかく、5年くらいで吸収され、CEも通ってるし問題ない!
なにかあれば生理食塩水で溶かせる
(ん?身体は生理食塩水みたいなものだぞ?それで5年も持つってどういう意味だ?という疑問もありましたが…)
という触れ込みでした。
しかし蓋を開けてみると、いろいろなトラブルが報告され始め、自分も以前、使用したことがあったため、その対応に当たったこともありました。
という触れ込みでした。
しかし蓋を開けてみると、いろいろなトラブルが報告され始め、自分も以前、使用したことがあったため、その対応に当たったこともありました。
詳細は説明できないのですが、この時に確信したのは
フィラー豊胸(ヒアルロン酸も含め、結局は異物)は絶対に良くない!
ということ。
何かトラブルがあってすべて体外に取り出そうとしても、アクアフィリングを始めヒアルロン酸でも被膜に包まないで注入してますから、
一度注入したら最後、完全に取り出すことは絶対に出来ない!後戻りができない!
んです。
ですのでアクアフィリング除去後に脂肪豊胸をしようと思っても、完全に取りきれずに残ったアクアフィリングに異物反応などを起こすと、
最悪移植した脂肪も洗い流さないといけないかもしれません…。起きなければいいのですが、それは結果論なので!
ですから万が一そうなった場合、当院では全身麻酔をして入院する施設でもありませんから、アクアフィリングを入れたことがある人の脂肪注入手術は全例お断りさせて頂いています。
しかし、もう3年以上も前に使用しない方がいいと学会から勧告を受けているにもかかわらず、なぜ未だに使用するクリニックがあるのか?
自分の身を守るためにも、正しい知識を身に付けましょう!
やっぱり自分の組織(脂肪)が一番安全だなー。
このブログを執筆したドクター
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 院長
坂内 誠
保有資格
医学博士/美容外科専門医経歴
-
1995
新潟大学医学部医学科卒
新潟大学医学部附属病院 外科勤務 - 1997 新潟大学医学部大学院外科学1入学
- 2001 同上卒 医学博士取得
-
2006
大手美容外科入職
都内大型院の院長を務め、グループ内の年間脂肪豊胸手術件数全国トップを毎年記録 - 2020 銀座3丁目・BANNAI美容クリニック開設 院長に就任