2023年美容外科学会 豊胸のシンポジウムに参加して
下乳の重要性の広まりに嬉しさ!
最初に下乳の重要性について発表したのは、言っとくけど2019年の和多志ですよ(笑)
美容外科医になって15年以上たち、以前からデコルテばかりに入れているのが普通だった頃。
確かにデコルテに入れれば服を着た時には盛れるんですが、
脱ぐと間違いなく、あれれ・・・?
となる不恰好なバストにしかならないのです。
具体的には、男性のような胸板状で乳首は下を向くバストになります💦
理由は、
デコルテを盛ることは解剖学的におかしい!から。
自分はそれはおかしいと異を唱え、
リアルで自然美に溢れた美乳づくり
に邁進する毎日でしたが、その結果、症例写真の美しさと口コミで
大手でも指名件数、症例数トップ
になりました。
その時、2019年にこのことを美容外科学会発表したのをきっかけに、豊胸に携わる他の美容外科医も下乳の重要性に注目が行き、2019年の学会の半年後には、他院で糸によるアンダーの位置の作成のメニューが登場したり、また最近はシリコンバック豊胸でも、下乳を長くしたバストにして!という注文も多いと聞きます。
よかった!学会の発展に少しでも貢献できたなーと、時代の変化をしみじみと感じた今年の美容外科学会でした。
そうだなー。来年はなんか発表しようかな?(笑)
このブログを執筆したドクター
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 院長
坂内 誠
保有資格
医学博士/美容外科専門医経歴
-
1995
新潟大学医学部医学科卒
新潟大学医学部附属病院 外科勤務 - 1997 新潟大学医学部大学院外科学1入学
- 2001 同上卒 医学博士取得
-
2006
大手美容外科入職
都内大型院の院長を務め、グループ内の年間脂肪豊胸手術件数全国トップを毎年記録 - 2020 銀座3丁目・BANNAI美容クリニック開設 院長に就任