本当にバージスラインにこだわるとは?
一般的に脂肪豊胸では、バージスラインを一回り大きくすることが自然で美しい仕上がりにする為に大事だとお伝えしてきました。
まぁ元々バージスラインが広いのに乳腺が発達していない人もいたりと個人差はあるので、さすがに私も必ずバージスラインを広げる訳ではないのですが、原則は原則です!
で、実際バージスラインを広げているように見受けられないのに、こだわっていると言っておられる方がいるようなので、本当にバージスラインを広げるというのはどういうことか、お見せしようと思います!
写真で上の点線がお客様の元々のバージスラインをマーキングしたもので(先日お伝えしたように5.5はバストトップと元々の乳房下溝の距離が5.5㎝という意味です)、BANNAI式オリジナル3D注入法でつくった新しいバージスラインは7.0㎝で作成しました!
矢印分、乳房の半径が大きくなっていますね♫ これが計測以上にバストを大きく見せて美しく魅せるコツで、私の注入法の特権です!
ビフォーアフターできちんとこうなっていることを示せているか?が、本当にバージスラインにこだわっている(まぁこだわるのはいいですが、本当にバランスよく大きく作ることが出来ているか?)証明になると思いますが・・・。
それでもう一つ!奥のバストに注目して欲しいのですが(患者さんの右乳房ですね)、胴体に直角に近く盛り上がっていますよね?
これが本当にバージスを新しく作り直した時のシルエットなので、きちんと新しいバージスが横から見て胴体に直角に近く持ち上がっているか、それが大事なキーポイントです!自分はいつもこれを見て、”あ、ちゃんと思った通りに手術が出来たな!”と確認していますし、”今日もいいエアーズロックが2つ出来た!”と感じます。
この2点が示されて初めてバージスラインにこだわっている(を作り変えている)!と主張することが出来るでしょう。
余談ですが、シリコンバックでこれをしてしまうとダブルバブルといって鏡餅みたいな段々のバストになるか、乳房下溝の下の支えがなくなって時間が経つとシリコンバックがお腹に落ちてきたりとかしてしまうので、禁忌です!
脂肪豊胸はそこで定着する訳ですから、そのように移動することもなく安心ですし、BANNAI式オリジナル3D注入法の特権でもあるわけです!
このブログを執筆したドクター
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 院長
坂内 誠
保有資格
医学博士/美容外科専門医経歴
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1995
新潟大学医学部医学科卒
新潟大学医学部附属病院 外科勤務 - 1997 新潟大学医学部大学院外科学1入学
- 2001 同上卒 医学博士取得
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2006
大手美容外科入職
都内大型院の院長を務め、グループ内の年間脂肪豊胸手術件数全国トップを毎年記録 - 2020 銀座3丁目・BANNAI美容クリニック開設 院長に就任