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脂肪豊胸でデコルテの削げは改善できる?考え方と限界
2026年4月17日

デコルテの見え方は、デコルテへ直接脂肪を詰めるのではなく、乳房部フレームを下方・外側・前方へバランスよく増大させ、乳房と胸郭の高低差をつくることで整えます。
- デコルテへの直接注入は、段差やしこり、不自然な凸をつくりやすい
- 削げて見える原因は、上部のボリューム不足より乳房と胸郭の高低差が失われていることにある
- 下乳・乳房横径・高さ・乳房下溝(IMF)の四要素を整えることで、結果としてデコルテの見え方が改善する
デコルテの見え方は、デコルテへ直接脂肪を詰めるのではなく、乳房部フレームを下方・外側・前方へバランスよく増大させ、乳房と胸郭の高低差をつくることで整えます。
- デコルテへの直接注入は、不自然な段差や凸をつくりやすい
- 削げて見える原因は、胸の上部そのものより、乳房と胸郭の高低差が失われていることにある
- 当院は下乳・乳房横径・高さ・乳房下溝(IMF)の四要素を整えることで、結果としてデコルテの見え方を改善する
- 骨格や皮膚の状態によって、変えられる範囲には限りがある
- どこまで近づけられるかは、3Dスキャナーで計測したうえでお伝えする
「デコルテが削げて見える」「胸の上部がへこんでいて、服を着たときに寂しく見える」——このお悩みでご相談いただくことは多くあります。
ただ、削げて見える部分に直接脂肪を詰めれば解決する、という考え方はとっていません。この記事では、デコルテの見え方が何で決まるのか、当院がどう対応しているのかを解説します。
デコルテが削げて見える理由
加齢や体重の変化によるもの
年齢を重ねると、皮膚や支持組織がゆるみ、乳房全体が下方へ移動します。すると相対的に上部のボリュームが失われ、削げた印象になります。
ダイエットや授乳のあとも同じ変化が起こります。全体の量が減ったというより、量の分布が変わった結果として上部が薄く見えます。
もともとの骨格によるもの
鎖骨の出かたや胸郭の形は人それぞれです。もともと胸郭が平坦な方、鎖骨がはっきり出ている方は、脂肪の量にかかわらず上部が削げて見えやすくなります。
「上部が薄い」より「高低差がない」ことが問題
ここが重要な点です。デコルテが寂しく見えるのは、上部そのものにボリュームがないからというより、乳房と胸郭の間にはっきりした高低差ができていないためです。
胸が前方に出ていれば、その手前にあるデコルテは自然に見えます。逆に胸が平坦であれば、上部にいくら脂肪を足しても、全体としてのっぺりした印象は変わりません。
デコルテへ直接脂肪を詰めない理由
削げているところに入れれば埋まる——直感的にはそう思えます。しかし当院ではこの方法をとりません。
皮膚が薄く、定着しにくい部位です
胸の上部は皮膚が薄く、その下の組織も少ない部位です。血流を受けられる環境として有利とは言えず、注入しても残りにくい部位にあたります。
残らなかった脂肪は吸収されますが、その過程でしこりとして残ることもあります。薄い部位ほど、しこりは触って分かりやすくなります。
不自然な段差や凸ができやすい
薄い部位に量を入れると、周囲となじまず、境目が段差として見えることがあります。正面から見て不自然な凸になったり、前かがみになったときに形が崩れて見えたりします。
服を着たときだけ整って見える状態になりがちです
上部を盛ると、下着をつけている状態では谷間が強調され、盛れているように見えます。しかし下着を外すと不自然さが際立つという結果になりやすく、当院はこれを目指すべき仕上がりとは考えていません。
当院の考え方|乳房部フレームを増大させて高低差をつくる
では、どうするか。
下方・外側・前方へバランスよく増大させる
デコルテの見え方は、デコルテへ直接脂肪を詰めるのではなく、乳房部フレームを下方・外側・前方へバランスよく増大させ、乳房と胸郭の高低差をつくることで整えます。
胸そのものが前に出て、下側と外側に広がれば、その上にあるデコルテは相対的に自然な傾斜になります。上部に足さなくても、印象は変わります。
整えるのは四要素です
当院が見ているのは、下乳・乳房横径・高さ・乳房下溝(IMF)の四要素です。下方・外側・前方の三方向に、その統合的な境界としての乳房下溝を加えたものです。
この四要素が整うと、乳房としてのまとまりが生まれます。デコルテはその結果として整います。デコルテ単体を目的にはしません。
5D注入法
当院では、脂肪を一塊に注入して大きくするのではなく、250cc程度のシリコンバッグが入ったような大きさと形を、適量の脂肪を分散注入することによってつくる方法をとっています。注入する層と方向を細かく分けて配置していくため、5D注入法と呼んでいます。
量を増やすことではなく、どこにどう配置するかで形をつくります。この考え方が、デコルテの見え方にもそのまま当てはまります。
どこまで変えられるか
骨格そのものは変えられません
胸郭の形や鎖骨の出かたは、脂肪注入では変えられません。もともと胸郭が平坦な方の場合、変化の幅は限られます。
皮膚のゆるみが大きい場合
皮膚が伸びてゆるんでいる場合、脂肪を入れても支えきれず、下方へ移動してしまいます。この場合は脂肪注入だけで上部の印象を戻すことは難しく、別の方法を含めて検討する必要があります。
計測したうえでお伝えします
診察では3Dスキャナーでバストを計測し、現状の四要素の数値を確認します。そのうえで、どこをどれだけ変えれば目指す見え方に近づくのかを設計します。
ご希望の状態に近づけられるかどうかは、計測しないと正確にはお答えできません。カウンセリングでご相談ください。
リスク・副作用について
脂肪豊胸は外科手術であり、以下のような症状やリスクがあります。
- 術後の腫れ、内出血、痛み、皮下のつっぱり感
- 注入した脂肪の一部が吸収され、想定したボリュームにならない可能性
- しこり(硬結)、石灰化、左右差が生じる可能性
- 感染、血腫などの合併症
- 脂肪を採取した部位の凸凹、色素沈着、傷あと
- 再手術や追加の処置が必要になる場合がある
症状の出かたや経過には個人差があります。気になる症状があるときは、自己判断せず当院にご連絡ください。
なお、脂肪豊胸は公的医療保険が適用されない自由診療です。費用は全額自己負担となり、国が定める医薬品副作用被害救済制度の対象にもなりません。
当院の脂肪豊胸について
3Dスキャナーによる計測
診察では3Dスキャナーでバストを計測し、体型に合わせた注入の設計に用いています。計測データは当院のサイズ保証にも利用しています。
サイズ保証
当院では、術後の仕上がりについてサイズ保証を設けています。判定には、術後6か月の下乳+8mm、乳房横径+4mm、乳房部体積+60mL、TU差+2.5cmという指標を用いています。内容と条件はカウンセリングでご説明します。
大きな目標には段階的に
目標が大きい場合でも、1回の注入量を増やすことに成果を依存しません。適量注入を安全に反復し、各回で変化した乳房を再診断・再設計します。
料金について
費用は施術内容によって異なります。採取部位の数や注入量によって変わる部分があるため、カウンセリングで体型を拝見したうえでお見積もりをお出しします。
よくある質問
デコルテだけ入れることはできますか
技術的に不可能ではありませんが、当院ではおすすめしていません。上部だけに入れても自然な見え方にはなりにくく、しこりや段差のリスクもあります。乳房全体の設計としてご提案します。
ヒアルロン酸を入れたほうが早いのでは?
一時的にボリュームを出すことはできますが、時間の経過とともに吸収されます。また異物を入れることによるリスクもあります。当院では脂肪豊胸で形をつくることを基本にしています。
1回でデコルテの印象は変わりますか
変化の程度には個人差があります。もともとの胸の状態と、採取できる脂肪の量によって変わりますので、診察でお伝えします。
痩せているのですが受けられますか
採取できる量が限られていても、配置の設計で形をつくる方法があります。実際に受けられるかどうかは、体型を拝見したうえで判断します。
術後どのくらいで見た目が落ち着きますか
腫れが引いて形が見えてくるまでには時間がかかります。経過の目安は脂肪豊胸後3ヶ月の経過もご覧ください。
まとめ
デコルテが削げて見えるのは、上部のボリューム不足というより、乳房と胸郭の高低差が失われていることによります。
- デコルテへの直接注入は、段差やしこり、不自然な凸をつくりやすい
- 当院は乳房部フレームを下方・外側・前方へ増大させ、高低差をつくることで整える
- 見ているのは下乳・乳房横径・高さ・乳房下溝(IMF)の四要素
- 骨格や皮膚の状態によって、変えられる範囲には限りがある
ご自身の場合にどこまで近づけられるかは、計測したうえでお伝えします。カウンセリングでご相談ください。
無料カウンセリング受付中
お悩みやご不安は、
まず専門の医師にご相談ください。
BANNAI美容クリニックでは、カウンセリング料は無料です。
お一人おひとりのご希望に合わせて、無理のない治療プランをご提案します。
24時間オンラインで予約受付中/銀座駅1分・銀座一丁目駅3分・東銀座駅3分
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 院長
坂内 誠(将佑貴)
医学博士/美容外科専門医
新潟大学医学部附属病院 外科勤務
都内大型院の院長を務め、グループ内の年間脂肪豊胸手術件数全国トップを毎年記録
BANNAI式オリジナル3D注入法による脂肪豊胸手術で、それ以降毎年300件以上の脂肪豊胸手術を担当
そのエビデンスを活かした美乳をつくる脂肪豊胸手術を少ない脂肪でも行ない、一部からはゴットハンドと呼ばれている。








