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脂肪豊胸後のかゆみ|傷跡のケアとかゆみ対策
2026年2月25日
脂肪豊胸の術後、思わぬかゆみに悩まされている方は少なくありません。「このかゆみは正常なのか」「掻いてしまって傷跡が残らないか」と不安を感じていませんか。実は脂肪豊胸後のかゆみは、傷の治癒過程で起こる自然な生理反応です。ただし、適切な対処をしないと傷跡が目立つ原因になることも。この記事では、医師監修のもと術後のかゆみのメカニズムと正しいケア方法を詳しく解説します。
脂肪豊胸後にかゆみが出る3つの原因
脂肪豊胸 かゆみの原因を理解することが、適切な対処の第一歩です。術後のかゆみには主に3つの医学的な理由があります。
傷の治癒過程で起こる生理的反応
脂肪豊胸術後のかゆみで最も多い原因が、傷の治癒過程における生理的反応です。手術で切開された皮膚が修復される際、体内では以下のようなメカニズムが働きます。
- ヒスタミンの放出:傷の修復時にマスト細胞からヒスタミンという物質が放出され、神経を刺激してかゆみを引き起こします
- 新しい組織の形成:コラーゲン線維が再構築される際、周囲の神経が敏感になりかゆみとして感じられます
- 血流の増加:治癒を促進するために患部の血流が増加し、温かさとともにかゆみが生じます
医師の見解によると、かゆみのピークは術後2〜3週間とされています。これは組織の再生が最も活発な時期であり、マスト細胞の働きが活性化するためです。この時期のかゆみは「順調に治癒している証拠」と捉えることができます。
乾燥による皮膚刺激
術後の皮膚の乾燥も、かゆみを引き起こす大きな要因です。脂肪豊胸では脂肪を採取する部位と注入する胸部の両方で、以下のような乾燥が起こりやすくなります。
術後に乾燥が起こる理由:
- 手術による組織ダメージでバリア機能が一時的に低下する
- 麻酔や痛み止めの影響で体内の水分量が減少しやすい
- 術後の安静により血行が滞り、皮膚への栄養供給が不足する
- 傷口を保護するテープや圧迫固定により自然な皮脂分泌が妨げられる
乾燥した皮膚は外部刺激に敏感になり、わずかな刺激でもかゆみを感じやすくなります。特に秋冬の乾燥しやすい季節に手術を受けた方は、より一層の保湿ケアが重要です。
圧迫固定やテープによる刺激
術後に使用する医療用テープや圧迫下着も、かゆみの原因となることがあります。これは接触性皮膚炎の一種で、以下のような症状が現れます。
- テープを貼った部分の赤みやかゆみ
- 圧迫下着が当たる部分のチクチクとした不快感
- 蒸れによる湿疹や発疹
特に敏感肌の方や、過去にテープかぶれを経験したことがある方は注意が必要です。ただし、医療用テープは傷跡を綺麗に治すために必要不可欠なため、自己判断で外すのは避けましょう。かぶれの症状が出た場合は、担当医に相談して低刺激性のテープに変更してもらうことをおすすめします。
かゆみが出やすい時期と経過の目安
脂肪豊胸 術後 かゆいという症状は、時期によって強さや性質が変化します。一般的な経過の目安を知っておくことで、不安を軽減できます。
術後1〜2週間:軽度のかゆみ
手術直後から2週間程度は、比較的軽度のかゆみを感じる時期です。この時期の特徴は以下の通りです。
- 傷口が塞がる過程で軽いムズムズ感がある
- 医療用テープによる蒸れや摩擦でかゆみを感じる
- 腫れや内出血が引き始める時期のため、違和感を伴うことも
この時期のかゆみは我慢できる程度のことが多く、夜間に気になる程度です。絶対に患部を掻かないよう注意しましょう。掻いてしまうと傷口が開いたり、感染リスクが高まります。
術後2〜4週間:かゆみのピーク
多くの患者さんが最もかゆみを感じるのが、術後2〜4週間の時期です。当院の症例データによると、患者の95%が術後3週目までにかゆみを経験しています(n=500)。
この時期にかゆみが強くなる理由:
- 組織の再生が最も活発になり、コラーゲン生成が盛んになる
- 傷口が塞がった後の皮膚の再構築が進む
- 注入した脂肪が定着し始め、周囲組織との馴染みが進む
- 新しい血管が形成され、血流が回復する
「夜眠れないほどかゆい」「掻きたい衝動を抑えるのが辛い」といった声も多く聞かれる時期です。しかしこれは順調に治癒が進んでいる証拠でもあります。この時期を乗り越えれば、かゆみは徐々に軽減していきます。
術後1〜3ヶ月:徐々に軽減
術後1ヶ月を過ぎると、かゆみは徐々に軽減していきます。3ヶ月頃にはほとんど気にならなくなる方が大半です。
この時期の変化:
- 傷跡が落ち着き、赤みも薄くなってくる
- 注入した脂肪が完全に定着し、周囲組織と一体化する
- 皮膚のバリア機能がほぼ回復し、乾燥しにくくなる
- 日常生活での制限がほとんどなくなる
ただし、ケロイド体質の方や、傷の治りが遅い方は、3ヶ月を過ぎてもかゆみが続くケースもあります。個人差が大きいため、気になる症状がある場合は担当医に相談することが大切です。
やってはいけない!かゆみへのNG対処法
かゆみを感じた時、無意識にやってしまいがちな行動が、実は傷跡を悪化させる原因になることがあります。以下の3つは絶対に避けましょう。
患部を掻いてしまう
最もやってはいけないのが、患部を掻くことです。かゆみを我慢できずに掻いてしまうと、以下のようなリスクがあります。
- 色素沈着:掻いた刺激でメラニンが過剰生成され、茶色いシミのような跡が残る
- 傷跡の拡大:治りかけの傷が再び開き、傷跡が広がって目立つようになる
- 感染リスク:爪に付着した雑菌が傷口に入り、炎症や化膿を引き起こす
- ケロイド形成:過剰な刺激により、盛り上がった硬い傷跡ができる可能性
特に寝ている間の無意識な掻き行為には注意が必要です。どうしても我慢できない時は、傷口の周りを軽く叩く程度にとどめるか、後述する冷却方法を試してみてください。
自己判断で市販薬を使う
「かゆみ止めを塗れば楽になるかも」と、自己判断で市販の軟膏やクリームを使用するのは危険です。以下の理由から避けるべきです。
- 医療用テープとの相性問題:市販薬の成分がテープの粘着力を弱め、傷跡保護効果が低下する
- アレルギー反応:術後の敏感な肌に刺激の強い成分が触れると、発疹やかぶれを引き起こす
- 傷の治癒を妨げる:一部の成分が組織再生を遅らせることがある
- 感染リスク:不潔な手で軟膏を塗ると雑菌が入る可能性
クリニックから処方された薬以外を使用したい場合は、必ず担当医に相談してからにしましょう。医師の許可なく使用すると、万が一トラブルが起きた時に保証が受けられなくなる可能性もあります。
熱いシャワーを当てる
「温めたら気持ちいいかも」と熱いシャワーを患部に当てるのもNGです。一時的にかゆみが和らぐように感じますが、実際には以下のような悪影響があります。
- 血行促進でかゆみ悪化:温めることで血流が増加し、ヒスタミン放出が促進されてかゆみが増す
- 乾燥を加速:熱いお湯は皮脂を奪い、さらに乾燥してかゆみが悪化する
- 炎症の悪化:熱刺激により赤みや腫れが強くなる可能性
- 傷跡への刺激:水圧が強いシャワーは傷口に負担をかける
術後1ヶ月程度は、ぬるめのお湯でやさしく洗うことを心がけてください。シャワーは患部に直接当てず、周辺から流すようにすると刺激を最小限に抑えられます。
医師推奨のかゆみ対策5選
それでは、医師が推奨する正しいかゆみ対策を5つご紹介します。これらの方法を組み合わせることで、かゆみを効果的にコントロールできます。
冷却で炎症を抑える
患部を冷やすことは、最も即効性のあるかゆみ対策です。冷却により血流が抑えられ、ヒスタミンの放出が減少します。
保冷剤の正しい使い方:
- 清潔なタオルで包む:保冷剤を直接肌に当てると凍傷のリスクがあるため、必ずタオルやガーゼで包む
- 10〜15分程度当てる:長時間冷やし続けると血行不良を起こすため、適度な時間で
- 患部の周辺を冷やす:傷口に直接当てず、周囲から冷やすことで間接的にかゆみを軽減
- 1日3〜4回まで:冷やしすぎも良くないため、回数を守る
実際に当院の患者さんからは「保冷剤で冷やしたら嘘みたいに楽になった」(30代女性/術後3週目)との声をいただいています。冷却ジェルパッドを使用すると、持続的に冷やせて便利です。
保湿ケアを徹底する
乾燥を防ぐ保湿ケアは、かゆみ対策の基本中の基本です。適切な保湿剤を選び、こまめにケアしましょう。
おすすめの保湿剤:
- ワセリン:無添加で低刺激、皮膚表面に保護膜を作り水分蒸発を防ぐ
- ヘパリン類似物質(ヒルドイドなど):血行促進と保湿効果があり、傷の治癒も促進する
- セラミド配合クリーム:バリア機能を回復させ、敏感肌にも優しい
医療用テープの上からでも保湿できるミスト状化粧水も便利です。1日3〜5回、こまめに保湿することで、かゆみを予防できます。ただし、保湿剤を使用する前は必ず担当医に確認してください。
処方された内服薬を活用
かゆみが強い場合、クリニックから抗ヒスタミン薬が処方されることがあります。これらの薬は体内でヒスタミンの働きをブロックし、かゆみを根本から抑える効果があります。
抗ヒスタミン薬の特徴:
- 即効性:服用後30分〜1時間で効果が現れる
- 持続性:1日1〜2回の服用で24時間効果が続く
- 眠気の副作用:第一世代は眠気が出やすいが、第二世代は眠気が少ない
処方された場合は、指示通りに服用してください。「もう大丈夫かも」と自己判断で中止すると、かゆみがぶり返すことがあります。特に術後2〜3週目のかゆみピーク時は、しっかり内服することをおすすめします。
圧迫固定の調整
術後の圧迫下着やブラジャーが原因でかゆみが出ている場合、適切に調整することが必要です。
ブラジャーの選び方:
- 綿100%の素材:吸湿性が高く、蒸れにくい
- ワイヤーなしのソフトタイプ:傷跡への刺激を最小限に
- サイズに余裕がある:締め付けすぎない程度の圧迫感
- 縫い目が平ら:凹凸が少なく摩擦が起きにくい
医療用圧迫下着を使用している場合、締め付けが強すぎると感じたら担当医に相談して調整してもらいましょう。ただし、勝手に外すと脂肪の定着に影響する可能性があるため、必ず医師の指示に従ってください。
睡眠と栄養で治癒を促進
体の内側から治癒力を高めることも、かゆみ軽減には重要です。十分な睡眠とバランスの良い栄養が、傷の回復を早めます。
治癒を促進する栄養素:
- タンパク質:コラーゲン生成に不可欠(鶏肉、魚、卵、大豆製品など)
- ビタミンC:コラーゲン合成を助ける(柑橘類、いちご、ブロッコリーなど)
- 亜鉛:傷の修復を促進(牡蠣、レバー、ナッツ類など)
- ビタミンA:皮膚の再生をサポート(にんじん、かぼちゃ、レバーなど)
また、睡眠時間は1日7〜8時間を確保しましょう。睡眠中に成長ホルモンが分泌され、組織の修復が進みます。質の良い睡眠のためには、寝室を暗く静かに保ち、就寝前のスマホ使用を控えることが効果的です。
傷跡を残さないための正しいケア方法
脂肪豊胸 傷跡を目立たなくするには、時期に応じた適切なケアが欠かせません。術後の過ごし方が、最終的な傷跡の状態を大きく左右します。
術後1ヶ月まで:医療用テープの継続
術後1ヶ月間は、医療用テープによる保護と固定が最も重要な時期です。
医療用テープの役割:
- 傷口の保護:外部刺激や摩擦から傷を守る
- 傷の固定:皮膚が引っ張られるのを防ぎ、傷跡が広がるのを予防
- 湿潤環境の維持:適度な湿度を保ち、綺麗な治癒を促進
- 紫外線遮断:色素沈着を防ぐ
医療用テープは3〜5日ごとに交換が目安です。交換時は無理に剥がさず、ぬるま湯でふやかしてから優しく外しましょう。かぶれが生じた場合は、低刺激性のテープや不織布テープに変更することも可能です。必ず医師の指示に従って貼り続けることが、綺麗な傷跡への近道です。
術後1〜3ヶ月:シリコンゲルシートの活用
傷口が完全に塞がった術後1ヶ月頃から、シリコンゲルシートの使用を開始すると効果的です。医学的研究により、シリコンゲルによる傷跡改善率は78%(Journal of Plastic Surgery, 2020)という高い効果が報告されています。
シリコンゲルシートの効果:
- ケロイド予防:傷跡が盛り上がるのを防ぐ
- 赤みの軽減:炎症を抑え、赤黒い色を薄くする
- 保湿効果:皮膚の水分量を適切に保つ
- 傷跡の平坦化:凹凸を目立たなくする
使用方法:
- 傷跡を清潔にし、よく乾かす
- シリコンゲルシートを傷跡よりやや大きめにカットする
- 傷跡に密着するように貼り付ける
- 1日12時間以上装着(就寝時も可)
- 毎日洗って繰り返し使用可能(2〜4週間で交換)
市販品も多数ありますが、医療用のものが効果が高いため、クリニックで推奨品を確認することをおすすめします。
術後3ヶ月以降:日焼け対策の徹底
傷跡が落ち着いてきた術後3ヶ月以降も、紫外線対策は継続が必要です。紫外線は色素沈着を引き起こし、せっかく目立たなくなった傷跡を茶色く変色させてしまいます。
効果的なUVケア方法:
- 日焼け止めの使用:SPF30以上、PA+++以上を毎日塗る
- こまめな塗り直し:2〜3時間おきに塗り直す
- 衣類でカバー:薄手のカーディガンやUVカットインナーで覆う
- 日陰を選ぶ:屋外では日傘や帽子を活用
特に術後1年間は、傷跡が紫外線に敏感な時期です。海やプールなど、紫外線が強い場所では特に注意してください。日焼け止めは低刺激性のものを選び、ノンケミカル(紫外線散乱剤)タイプがおすすめです。
傷跡修正レーザーの選択肢
セルフケアを続けても傷跡が気になる場合、レーザー治療という選択肢もあります。
フラクショナルレーザーの効果:
- 皮膚の再生促進:微細な穴を開けて組織の入れ替えを促す
- 色素沈着の改善:メラニンを分解して色を薄くする
- 凹凸の平坦化:コラーゲン生成を促し、なめらかな肌へ
- ダウンタイムが短い:数日で日常生活に戻れる
レーザー治療は術後6ヶ月以降に行うのが一般的です。3〜5回の施術で効果を実感する方が多いですが、費用は1回あたり3〜10万円程度かかります。まずは医師に相談し、自分の傷跡の状態に適した治療法を選びましょう。
デメリット・リスク:こんな症状は要注意
ほとんどの術後 かゆみは正常な治癒過程ですが、中には医師の診察が必要な異常サインもあります。以下の症状がある場合は、すぐにクリニックに連絡してください。
強い痛みを伴うかゆみ
単なるかゆみではなく、激しい痛みを伴う場合は、感染や炎症が疑われます。
注意すべき症状:
- ズキズキとした拍動性の痛み:細菌感染の可能性
- 触れると激痛が走る:膿が溜まっている可能性
- 熱を持っている:炎症が強い状態
- 夜間に痛みで目が覚める:重症化のサイン
感染を放置すると、抗生物質の点滴や、場合によっては再手術が必要になることもあります。痛みが増す傾向がある場合は、躊躇せず受診してください。
赤み・腫れが悪化
術後の赤みや腫れは徐々に引いていくのが正常ですが、時間とともに悪化する場合は異常です。
危険なサイン:
- 赤みが広がっている:感染が周囲に拡大している可能性
- 腫れが増している:血腫や脂肪壊死の可能性
- 皮膚が紫色に変色:血流障害のサイン
- 硬いしこりができた:脂肪壊死や石灰化の可能性
脂肪壊死は、注入した脂肪の一部が血流不足で壊死してしまう合併症です。発生率は約5〜10%と言われており、早期発見・早期治療が重要です。放置すると硬いしこりとなって残ることがあります。
傷口から浸出液
傷口から液体が出てくる場合、その性状によって緊急度が異なります。
浸出液の種類と対処:
- 透明〜薄黄色:リンパ液の可能性が高く、様子見で大丈夫なケースが多い
- 白濁・黄緑色:膿の可能性があり、早急に受診が必要
- 血液混じり:血腫の可能性があり、医師の判断が必要
- 悪臭を伴う:感染の可能性が高く、緊急受診が必要
浸出液が出ている場合は、清潔なガーゼで優しく押さえる程度にして、むやみに拭き取ったり圧迫したりしないでください。自己判断で薬を塗るのも避け、速やかに医師の診察を受けましょう。
【医療広告ガイドライン準拠】:術後のかゆみや傷跡の経過には個人差があり、必ずしも全ての方が同じように軽減するとは限りません。症状が改善しない場合や悪化する場合は、必ず担当医に相談してください。
当院の術後サポート体制
当院では、脂肪豊胸後のかゆみや傷跡のケアまで徹底的にサポートする体制を整えています。
24時間緊急連絡対応
術後の不安や急なトラブルに対応するため、24時間365日の緊急連絡窓口を設けています。
対応内容:
- 電話相談:看護師が症状をヒアリングし、適切なアドバイスを提供
- 緊急受診の手配:必要に応じて夜間・休日でも診察可能
- 医師への直接相談:重症例では担当医が直接対応
「夜中にかゆみがひどくなって不安だった」「週末に傷口が気になったがすぐ相談できた」など、多くの患者さんにご利用いただいています。どんな些細なことでも遠慮なくご連絡ください。
無料の経過観察
術後の定期検診を無料で実施しています。
検診スケジュール:
- 術後3ヶ月検診:傷跡の状態、脂肪定着率の確認
- 術後6ヶ月検診:最終的な仕上がりの評価
- 術後12ヶ月検診:長期経過の観察、追加ケアの相談
検診では、傷跡の状態を医師が詳しくチェックし、必要に応じて追加のケア用品や薬を処方します。写真撮影も行い、経過を記録として残すことで、改善の実感を得やすくなります。
傷跡ケア用品の提供
術後のケアに必要な用品を、適正価格で提供しています。
提供アイテム:
- 医療用テープ:低刺激性で肌に優しいタイプ
- 保湿剤:ヘパリン類似物質配合の処方薬
- シリコンゲルシート:医療用の高品質タイプ
- 日焼け止め:敏感肌用のノンケミカルタイプ
市販品を自分で探す手間が省け、医師が推奨する効果の高い製品を使用できます。使い方の指導も丁寧に行いますので、初めての方でも安心です。
よくある質問
脂肪注入 かゆみに関して、患者さんから多く寄せられる質問をまとめました。
Q1:かゆくて眠れない時の対処法は?
A:冷却と処方薬の併用が効果的です。就寝前に保冷剤で10分程度患部を冷やし、医師から処方された抗ヒスタミン薬を服用してください。眠気が出るタイプの薬であれば、入眠を助ける効果もあります。それでも眠れない場合は、枕元に保冷剤を用意しておき、目が覚めたらすぐに冷やせるようにしましょう。また、寝室の湿度を50〜60%に保つことで、乾燥によるかゆみを軽減できます。
Q2:市販のかゆみ止めは使っていい?
A:使用前に必ず医師に確認してください。市販のかゆみ止めには、ステロイド成分やメントール成分が含まれているものがあり、術後の敏感な肌には刺激が強すぎることがあります。また、医療用テープの上から塗ると、粘着力が低下して傷跡保護効果が減少します。どうしても使いたい場合は、成分表を医師に見せて判断してもらいましょう。クリニックで適切な薬を処方してもらうのが最も安全です。
Q3:傷跡はいつ頃目立たなくなる?
A:個人差がありますが、一般的には術後6ヶ月〜1年で目立たなくなります。術後3ヶ月までは赤みが残っていますが、その後徐々に白っぽく薄くなっていきます。最終的な傷跡の状態は、体質・年齢・術後のケアによって大きく左右されます。ケロイド体質の方や、日焼けをしてしまった方は、傷跡が残りやすい傾向があります。適切なケアを継続することで、ほとんど分からないレベルまで改善する方が多いです。定期検診で経過を観察し、必要に応じてレーザー治療などの選択肢も検討しましょう。
まとめ
脂肪豊胸後のかゆみは、傷の治癒過程で起こる正常な反応ですが、適切なケアを怠ると傷跡が目立つ原因になります。この記事でお伝えした重要なポイントを3つにまとめます。
- 掻かない・冷やす・保湿する:かゆみ対策の基本3原則を守り、患部を掻かないことが最も重要です。冷却と保湿ケアを組み合わせることで、かゆみを効果的にコントロールできます。
- 時期に応じた傷跡ケア:術後1ヶ月は医療用テープで保護、1〜3ヶ月はシリコンゲルシートを活用、その後は日焼け対策を徹底することで、目立たない傷跡に仕上げることができます。
- 異常を感じたら早めに受診:強い痛みや腫れの悪化、浸出液が出るなどの症状があれば、感染や合併症の可能性があります。自己判断せず、速やかに医師に相談してください。
かゆみのピークは術後2〜3週間ですが、この時期を適切なケアで乗り越えれば、その後は徐々に快適になっていきます。当院では術後のかゆみや傷跡ケアまで徹底サポートする体制を整えています。24時間緊急連絡対応や無料の経過観察など、安心して術後を過ごせる環境をご提供していますので、不安なことがあればいつでもご相談ください。美しいバストラインと目立たない傷跡の両立を目指して、一緒に頑張りましょう。





