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脂肪吸引で凸凹になる原因は?失敗を防ぐためのポイント
2026年7月21日
脂肪吸引後の凸凹は医師の技術不足による吸引ムラが最大の原因で、皮膚の拘縮や術後ケア不足も関係します。防ぐには脂肪吸引症例数500件以上の専門医を選ぶことが重要です。
- 吸引ムラ、皮膚の拘縮、ケア不足が凸凹の主な原因
- 症例数500件以上の医師とアフターケア体制で選ぶ
- 凸凹ができても6ヶ月以内なら修正可能なケースが多い
脂肪吸引を検討しているけれど、「術後に肌が凸凹になったらどうしよう」という不安を抱えている方は少なくありません。実際に、脂肪吸引後の仕上がりに関するトラブルの中でも、凸凹やでこぼこの相談は非常に多いのが現状です。
この記事では、脂肪吸引で凸凹ができる医学的な原因から、失敗を防ぐためのクリニック選びのポイント、万が一凸凹ができてしまった場合の修正方法まで、専門的な視点から詳しく解説します。これから脂肪吸引を受ける方も、すでに凸凹に悩んでいる方も、ぜひ参考にしてください。
脂肪吸引で凸凹ができる5つの原因
脂肪吸引後に凸凹ができる原因は複数ありますが、主に以下の5つに分類されます。それぞれの原因を理解することで、リスクを最小限に抑えるための対策が見えてきます。
吸引ムラ(取りすぎ・取り残し)
吸引ムラは凸凹の最大の原因であり、医師の技術力に大きく左依存します。脂肪吸引は皮下の脂肪層を均一に吸引する技術が求められますが、経験の浅い医師や症例数の少ない医師が施術を行うと、以下のような問題が起こりやすくなります。
- 特定の部分だけ脂肪を取りすぎてしまい、凹みができる
- 脂肪の取り残しがあり、周囲との段差が目立つ
- 吸引する深さが不均一で、表面が波打つように仕上がる
日本美容外科学会の調査によると、脂肪吸引に関するトラブルの約60%が「吸引ムラによる凸凹」と報告されています。特に、カニューレ(吸引管)を動かす角度や速度、力加減は医師の経験値が如実に現れる部分です。
脂肪吸引は皮下脂肪の浅い層から深い層まで、複数の層を均一に吸引する必要があります。この技術は症例数を重ねることでしか習得できないため、医師選びが非常に重要になります。
皮膚の拘縮と癒着
脂肪吸引後、体は自然な治癒過程として拘縮(こうしゅく)という現象を起こします。これは、脂肪を取り除いた空間を埋めようと、皮膚や組織が収縮する反応です。
拘縮による凸凹は、術後すぐから3ヶ月程度の間に最も顕著に現れますが、多くの場合は一時的なものです。適切な圧迫固定やマッサージを行うことで、6ヶ月から1年かけて徐々に平らになっていきます。
ただし、以下のような場合は拘縮が強く出やすく、凸凹が残りやすくなります。
- 大量の脂肪を一度に吸引した場合
- 術後の圧迫固定を十分に行わなかった場合
- もともと皮膚が硬い体質の方
拘縮による凸凹は、吸引ムラによる凸凹とは異なり、時間の経過とともに改善する可能性が高いという特徴があります。そのため、術後3〜6ヶ月は経過を見守ることが推奨されます。
皮膚のたるみと弾力不足
脂肪吸引では脂肪を取り除くため、もともとその脂肪で張っていた皮膚が余ってしまうことがあります。特に40代以上の方や、皮膚の弾力が低下している方は、この問題が起こりやすい傾向にあります。
皮膚の弾力は年齢とともに低下するため、若い方に比べて皮膚が引き締まりにくく、結果として表面に凸凹やシワが目立つことがあります。これは医師の技術とは別の、患者さんの体質や年齢による要因です。
実際の症例では、以下のような傾向が見られます。
- 20〜30代:皮膚の引き締まりが良く、凸凹が目立ちにくい
- 40〜50代:皮膚のたるみが残りやすく、追加の引き締め施術が必要になるケースも
- 大幅な体重減少経験者:皮膚の伸縮性が低下しており、凸凹リスクが高い
カウンセリング時に、医師が皮膚の弾力をチェックし、リスクを説明してくれるかどうかも、信頼できるクリニックを見極めるポイントです。
術後のケア不足
どれだけ技術の高い医師が施術を行っても、術後のケアが不十分だと凸凹のリスクは高まります。特に重要なのが圧迫固定で、これを怠ると以下のような問題が起こります。
- 内出血や腫れが長引き、組織の癒着が不均一になる
- 皮膚と筋肉の間に血液や体液が溜まり、凸凹の原因になる
- 拘縮が強く出て、仕上がりが波打つ
一般的に、脂肪吸引後は最低でも1ヶ月間は24時間の圧迫固定が推奨されています。その後も、日中のみの圧迫を3ヶ月程度続けることで、よりきれいな仕上がりが期待できます。
また、医師の指示に従ったマッサージも重要です。ただし、自己流で強く揉みすぎると逆効果になるため、必ず医師の指導のもとで行ってください。
施術方法の選択ミス
脂肪吸引には複数の方法があり、部位や脂肪の質によって適切な方法が異なります。方法の選択を誤ると、凸凹のリスクが高まります。
- ベイザー脂肪吸引:超音波で脂肪を柔らかくしてから吸引。均一に取りやすいが、浅い層の脂肪には不向き
- ボディジェット脂肪吸引:水流の力で脂肪を分解。ダウンタイムは軽いが、大量吸引には向かない
- 従来法(シリンジ法):手動で吸引。医師の技術差が最も出やすい
例えば、お腹のように脂肪が厚い部位には深い層から吸引する方法が適していますが、二の腕のように脂肪が薄い部位には繊細な調整が必要です。部位ごとの特性を理解し、適切な方法を選択できる医師を選ぶことが重要です。
凸凹が起きやすい部位と症例
脂肪吸引の凸凹は、すべての部位で均等に起こるわけではありません。部位ごとの特性により、凸凹が起きやすい部位とそうでない部位があります。
腹部・ウエスト
腹部とウエストは吸引量が多い部位であり、それだけ凸凹のリスクも高まります。特に以下のような特徴があります。
- 上腹部と下腹部で脂肪の厚さが異なるため、取る量の調整が難しい
- ウエストのくびれを作ろうとして、脇腹を取りすぎると凹みが目立つ
- もともと腹筋の形が左右非対称な場合、仕上がりも非対称に見えやすい
腹部の脂肪吸引では、浅い層と深い層を均一に吸引する技術が求められます。深い層だけを取りすぎると皮膚がたるみ、浅い層だけを取りすぎると凸凹が目立ちます。
実際の症例では、腹部の脂肪吸引後に軽度の凸凹が見られても、3〜6ヶ月の経過で自然に改善するケースが多いです。ただし、明らかな取りすぎや取り残しがある場合は、修正手術が必要になることもあります。
太もも・お尻
太ももとお尻は皮膚が硬くなりやすい部位で、拘縮による凸凹が起こりやすい特徴があります。特に太ももの内側や外側は、以下のようなリスクがあります。
- 皮膚と筋肉の癒着が強く出やすく、術後3ヶ月頃に凸凹が最も目立つ
- もともとセルライトがある方は、皮膚表面の凸凹が残りやすい
- 座る・歩くなどの日常動作で圧迫されるため、内出血が長引きやすい
太もも全周の脂肪吸引を行う場合、吸引する順序や角度の調整が非常に重要です。内側・外側・前面・後面をバランス良く吸引しないと、どこか一部だけが凹んで見えることがあります。
お尻の脂肪吸引では、ヒップラインの形を保ちながら脂肪を取る必要があるため、高度なデザイン力が求められます。取りすぎると平らなお尻になり、取り残しがあると左右差が目立ちます。
二の腕・ふくらはぎ
二の腕とふくらはぎは取りすぎリスクが非常に高い部位です。これらの部位は脂肪層が薄く、少し取りすぎただけでも凹みが目立ちます。
二の腕の脂肪吸引では、以下の点に注意が必要です。
- 腕を上げた時と下ろした時で皮膚のたるみ方が変わるため、デザインが難しい
- 肘に近い部分は脂肪が少なく、取りすぎると筋肉の凸凹が目立つ
- 腕の内側は皮膚が薄いため、吸引ムラが表面に出やすい
ふくらはぎの脂肪吸引は、特に技術差が出やすい部位です。ふくらはぎには筋肉の形状があり、脂肪を均一に取らないと筋肉の凸凹が強調されて見えることがあります。
これらの部位では、「少し物足りないかな」と思うくらいの控えめな吸引の方が、結果的にきれいな仕上がりになることが多いです。
凸凹を防ぐクリニック選びの3つのポイント
脂肪吸引の凸凹を防ぐためには、技術力の高い医師とクリニックを選ぶことが最も重要です。以下の3つのポイントを必ずチェックしてください。
脂肪吸引症例数500件以上
症例数は医師の技術力を測る最も客観的な指標です。脂肪吸引は経験を積むことでしか習得できない技術が多く、特に以下のような技術は症例数に比例して向上します。
- カニューレの動かし方や角度の調整
- 部位ごとの適切な吸引量の判断
- 左右のバランスを取る感覚
- 予期せぬ出血や合併症への対応力
日本美容外科学会の専門医制度では、脂肪吸引の経験症例数が一定数以上あることが条件になっています。一般的に、年間100症例以上を執刀している医師であれば、十分な経験値があると判断できます。
カウンセリング時には、以下のような質問をしてみることをおすすめします。
- 「先生は脂肪吸引の症例数は何件ほどありますか?」
- 「私と同じ部位の症例写真を見せていただけますか?」
- 「過去に凸凹の修正を依頼された経験はありますか?」
これらの質問に対して、具体的な数字や写真を提示できる医師は信頼できる可能性が高いです。
術前のシミュレーション有無
術前のデザインとシミュレーションは、仕上がりの満足度を大きく左右します。優れた医師は、施術前に以下のような確認を必ず行います。
- 立った状態・座った状態での脂肪のつき方を確認
- マーキングペンで吸引範囲を詳細に描く
- 取る脂肪の量を具体的に説明する(cc単位で)
- 仕上がりのイメージを写真や図で共有する
特に重要なのが、患者さんの理想と医師の判断をすり合わせることです。例えば、「できるだけ細くしたい」という希望に対して、医師が「この部位はこれ以上取ると凸凹のリスクが高まります」と説明してくれるかどうかは、信頼性の判断材料になります。
また、3Dシミュレーションシステムを導入しているクリニックもあります。これを使うと、術後の仕上がりをある程度予測できるため、イメージのズレを防ぐことができます。
アフターケア体制の充実度
どれだけ技術の高い医師でも、術後のフォローが不十分だと凸凹のリスクは高まります。以下のようなアフターケア体制が整っているクリニックを選んでください。
- 術後1週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の定期検診がある
- 術後の腫れや内出血について、24時間の相談窓口がある
- 圧迫固定の方法やマッサージの指導を丁寧に行ってくれる
- 万が一凸凹ができた場合の修正手術の保証制度がある
特に注目すべきは、修正手術の実績と保証内容です。信頼できるクリニックでは、以下のような対応を行っています。
- 術後6ヶ月以内の明らかな凸凹については、無料または低価格で修正
- 他院での施術による凸凹の修正にも対応している
- セカンドオピニオンとして、修正の可否を正直に伝えてくれる
銀座TMクリニックでは、脂肪吸引の症例数が年間200件以上あり、術後の定期検診を必ず実施しています。また、万が一の凸凹に対しては、6ヶ月以内であれば無料での修正手術を保証しており、患者さんに安心して施術を受けていただける体制を整えています。
デメリット・リスク
脂肪吸引を検討する上で、リスクやデメリットを正しく理解しておくことは非常に重要です。ここでは、凸凹に関する現実的なリスクをお伝えします。
凸凹は完全に防げない
どれだけ技術の高い医師が施術を行っても、凸凹のリスクをゼロにすることはできません。これは以下のような理由があるためです。
- 脂肪の分布や質には個人差があり、完全に均一に吸引することは物理的に難しい
- 術後の治癒過程は人それぞれで、拘縮の出方を完全にコントロールできない
- 皮膚の弾力や体質による影響は、術前に完全には予測できない
実際の医療現場では、術後3ヶ月頃に軽度の凸凹が見られるケースは決して珍しくありません。ただし、そのほとんどは時間の経過とともに改善していきます。
重要なのは、「凸凹が絶対にできない方法」を探すのではなく、万が一凸凹ができても適切に対処してくれる医師を選ぶことです。カウンセリング時に、リスクについて正直に説明してくれる医師こそが信頼できると言えます。
修正手術でも限界がある
凸凹ができてしまった場合、修正手術で改善できるケースは多いですが、すべての凸凹が完全に修正できるわけではありません。
修正が比較的容易なケース:
- 脂肪の取り残しによる凸部分 → 再吸引で対応可能
- 軽度の凹み → 脂肪注入で目立たなくできる
- 拘縮による一時的な凸凹 → マッサージや時間経過で改善
修正が難しいケース:
- 皮膚と筋肉が強く癒着している → 剥離が必要だが再発リスクあり
- 広範囲の取りすぎ → 注入する脂肪が定着しにくい
- 皮膚のたるみが原因 → 脂肪吸引では解決できず、切開リフトが必要
また、修正手術は初回の施術よりも難易度が高く、複数回の手術が必要になることもあります。日本美容外科学会の報告によると、修正手術で満足のいく結果を得るには、平均2〜3回の施術が必要というデータもあります。
そのため、最初の施術で信頼できる医師を選ぶことが、いかに重要かがわかります。
ダウンタイムが長引く可能性
脂肪吸引後の凸凹が落ち着くまでには、平均で3〜6ヶ月かかります。この期間は以下のような経過をたどります。
- 術後1週間:腫れと内出血がピーク。凸凹の判断はできない
- 術後1ヶ月:腫れが引き始め、拘縮による凸凹が目立ち始める
- 術後3ヶ月:凸凹が最も気になる時期。ただし多くは一時的なもの
- 術後6ヶ月:最終的な仕上がりに近づく。この時点での凸凹が修正の判断基準
特に注意が必要なのは、術後3ヶ月頃の凸凹を見て焦らないことです。この時期の凸凹は拘縮によるものが多く、適切なマッサージと圧迫を続けることで改善するケースがほとんどです。
ただし、以下のような場合は早めに医師に相談してください。
- 明らかな左右差がある
- 凹みが深く、指で押しても平らにならない
- 皮膚が硬く突っ張った感じが3ヶ月以上続く
凸凹ができた場合の修正方法
万が一、脂肪吸引後に凸凹ができてしまった場合でも、適切な修正方法があります。ここでは、症状に応じた修正手術の選択肢を解説します。
脂肪注入による凹み修正
脂肪注入は、凹んだ部分に自分の脂肪を注入して平らにする方法です。以下のような特徴があります。
- 自分の脂肪を使うため、拒絶反応のリスクが低い
- 比較的ダウンタイムが短く、日常生活への影響が少ない
- 注入した脂肪の30〜50%は定着せず吸収されるため、やや多めに注入する
脂肪注入が適しているケース:
- 直径2〜3cm程度の限局的な凹み
- 深さが5mm以内の浅い凹み
- 皮膚の癒着が少なく、柔らかい凹み
施術の流れとしては、太ももやお腹から脂肪を採取し、遠心分離機で不純物を取り除いてから、凹んだ部分に細い針で注入します。術後3〜6ヶ月で最終的な仕上がりが見えてきます。
ただし、注意点もあります。注入した脂肪が完全に定着するとは限らず、場合によっては2〜3回の注入が必要になることもあります。また、凹みが深い場合や癒着が強い場合は、脂肪注入だけでは十分な効果が得られないこともあります。
再吸引による凸部分の調整
凸部分(脂肪の取り残し)が目立つ場合は、再吸引によって余分な脂肪を取り除くことができます。
再吸引が適しているケース:
- 初回の施術で明らかに取り残しがある部分
- 左右で脂肪の量に差がある場合
- 特定の部分だけが突出して見える場合
再吸引を行う際の注意点:
- 初回施術から最低6ヶ月は空ける:組織が安定してから行う必要がある
- 初回よりも慎重に:取りすぎると今度は凹みができてしまう
- 癒着がある場合は剥離が必要:ダウンタイムが長くなる可能性
再吸引は初回の施術よりも難易度が高く、経験豊富な医師に依頼することが非常に重要です。組織が癒着している状態での施術は、出血のリスクも高まるため、慎重な判断が求められます。
修正不可能なケースの判断
残念ながら、すべての凸凹が修正可能というわけではありません。以下のようなケースでは、修正が難しいか、期待する結果が得られない可能性があります。
- 広範囲の取りすぎ:皮膚がたるんで波打っている場合、脂肪注入では限界がある
- 強い癒着:皮膚と筋肉が広範囲に癒着している場合、剥離手術でも再発のリスクが高い
- 皮膚の老化:弾力がなくなった皮膚は、修正後も引き締まりにくい
このような場合、医師から以下のような提案がされることがあります。
- 切開を伴う皮膚切除術:余った皮膚を切り取って引き締める
- サーマクールやハイフなどの引き締め治療:凸凹は残るが目立ちにくくする
- 経過観察:時間をかけて自然な改善を待つ
セカンドオピニオンを受けることも重要です。複数の医師の意見を聞くことで、最適な修正方法が見つかることもあります。修正が難しいと言われた場合でも、別の医師に相談してみる価値はあります。
術後の凸凹を最小限にするケア
術後のケアを適切に行うことで、凸凹のリスクを大幅に減らすことができます。ここでは、自宅でできるケア方法を詳しく解説します。
圧迫固定の正しい方法
圧迫固定は凸凹を防ぐための最も重要なケアです。脂肪を取り除いた空間を圧迫することで、内出血を抑え、皮膚と筋肉の癒着を防ぎます。
圧迫固定の標準的なスケジュール:
- 術後1週間:24時間着用(入浴時以外は外さない)
- 術後1ヶ月:就寝時を含む18時間以上着用
- 術後3ヶ月:日中のみ着用(最低8時間)
圧迫固定を行う際の注意点:
- 締めすぎない:血行が悪くなると逆効果。指が1〜2本入る程度の余裕を持たせる
- ズレないように:ずれると圧迫ムラができ、凸凹の原因になる
- 清潔に保つ:2〜3日に1回は洗濯し、清潔な状態で使用する
クリニックから渡されるガードルやサポーターは、部位に合わせて設計されているため、必ずクリニック指定のものを使用してください。市販品では圧迫の強さが適切でないことがあります。
「圧迫が苦しい」「夏場で蒸れる」という理由で途中でやめてしまう方もいますが、これは凸凹のリスクを高める最大の要因です。どうしても辛い場合は、医師に相談して調整してもらいましょう。
マッサージの開始時期
マッサージは拘縮を和らげ、凸凹を予防する効果があります。ただし、開始時期とやり方を間違えると逆効果になるため、必ず医師の指示に従ってください。
マッサージの標準的なスケジュール:
- 術後2週間:まだ開始しない。組織が落ち着くのを待つ
- 術後1ヶ月:軽いさすり程度のマッサージを開始
- 術後3ヶ月:やや強めのマッサージで癒着を剥がす
正しいマッサージの方法:
- クリームやオイルを使って摩擦を減らす
- 吸引した部位を、円を描くようにゆっくりさする
- 硬くなっている部分は、やや強めに揉みほぐす
- 1回15〜20分、1日2回程度が目安
やってはいけないマッサージ:
- 術後すぐの強いマッサージ:内出血が広がり、治癒が遅れる
- 痛みを我慢して揉む:組織を傷つけ、凸凹が悪化する可能性
- 自己流の強い刺激:リンパマッサージなどは専門家の指導が必要
クリニックによっては、術後のマッサージ指導を看護師が行ってくれるところもあります。不安な場合は、1ヶ月検診時に実際にやり方を教えてもらうことをおすすめします。
経過観察のスケジュール
術後の定期検診は、凸凹の早期発見と適切な対処のために非常に重要です。以下のスケジュールで必ず受診してください。
- 術後1週間:抜糸、傷口のチェック、初期の腫れや内出血の確認
- 術後1ヶ月:拘縮の状態確認、圧迫固定の調整、マッサージ指導
- 術後3ヶ月:凸凹の有無を詳しくチェック、必要に応じて追加ケアの提案
- 術後6ヶ月:最終的な仕上がり確認、修正の必要性を判断
検診時に医師に伝えるべきこと:
- 圧迫固定の着用時間(正直に報告する)
- マッサージの頻度と方法
- 気になる部分があれば、遠慮せず指摘する
- 日常生活での困りごと(痛み、違和感など)
特に3ヶ月検診は重要です。この時期に凸凹が見られた場合、医師が「これは一時的なもの」か「修正が必要なもの」かを判断してくれます。自己判断で「これはもう治らない」と諦めずに、必ず医師に相談してください。
料金相場・費用
脂肪吸引の費用は、部位や範囲によって大きく異なります。また、万が一凸凹ができた場合の修正費用も知っておくと安心です。
初回施術の料金相場
脂肪吸引の料金は、クリニックや方法によって幅がありますが、一般的な相場は以下の通りです。
| 部位 | 料金相場 | 特徴 |
| 二の腕 | 20〜40万円 | 比較的少量で済むため安価 |
| 腹部(上下) | 50〜80万円 | 広範囲のため高額になりやすい |
| 太もも(全周) | 60〜100万円 | 吸引量が多く技術も必要 |
| お尻 | 40〜70万円 | デザイン力が求められる |
| ふくらはぎ | 30〜50万円 | 取りすぎリスクが高く慎重な施術が必要 |
料金に含まれるもの:
- 麻酔代(静脈麻酔または全身麻酔)
- 術後の圧迫固定具(ガードル、サポーター)
- 術後検診(1週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月)
- 痛み止めや抗生剤などの薬代
料金に含まれないことが多いもの:
- カウンセリング料(無料のクリニックも多い)
- 血液検査代(5,000円〜10,000円程度)
- 修正手術の費用(保証制度の有無による)
料金の安さだけで選ぶのは危険です。相場よりも極端に安いクリニックは、経験の浅い医師が担当したり、アフターケアが不十分だったりする可能性があります。適正価格で、技術とサポート体制が整っているクリニックを選ぶことが重要です。
修正手術の費用
万が一凸凹ができてしまい、修正が必要になった場合の費用も確認しておきましょう。
| 修正方法 | 料金相場 | 保証制度の有無 |
| 脂肪注入(少量) | 10〜30万円 | 初回施術と同じクリニックなら無料〜半額のことも |
| 再吸引(部分的) | 15〜40万円 | 明らかな施術ミスの場合は無料対応も |
| 癒着剥離術 | 30〜60万円 | 保証外となることが多い |
保証制度の内容(クリニックによって異なる):
- 無料修正保証:術後6ヶ月以内の明らかな凸凹について、1回まで無料
- 半額保証:術後1年以内の修正を半額で実施
- 他院修正対応:他のクリニックで施術を受けた方の修正も受け付ける(通常料金)
銀座TMクリニックでは、術後6ヶ月以内の凸凹については無料で修正手術を実施しています。また、術前のカウンセリング時に、万が一の修正についても詳しく説明し、料金も明示していますので、安心して施術を受けていただけます。
修正費用を抑えるためには、初回から保証制度が充実したクリニックを選ぶことが最も重要です。初回の料金が安くても、修正で高額な費用がかかっては意味がありません。
よくある質問
脂肪吸引の凸凹について、患者さんからよく寄せられる質問にお答えします。
Q1:凸凹はいつまで様子を見るべきですか?
A:基本的には6ヶ月が判断の目安です。術後すぐから3ヶ月頃までの凸凹は、多くが拘縮による一時的なものです。適切な圧迫固定とマッサージを続けることで、6ヶ月までに改善するケースがほとんどです。
ただし、以下のような場合は早めに医師に相談してください。
- 明らかに左右で形や大きさが違う
- 凹みが深く、指で押しても平らにならない
- 皮膚が硬く突っ張って、動きが制限される
- 日常生活に支障がある痛みや違和感がある
6ヶ月経過しても凸凹が残っている場合は、修正手術を検討するタイミングです。ただし、焦って早期に修正を行うと、組織が安定していないため効果が出にくいこともあります。医師の判断を仰ぐことが最も重要です。
Q2:自然に治る凸凹もありますか?
A:拘縮性の凸凹は自然に改善しますが、吸引ムラによる凸凹は修正が必要です。見分け方のポイントは以下の通りです。
自然に改善する可能性が高い凸凹(拘縮性):
- 術後1〜3ヶ月の間に徐々に目立ち始めた
- 触ると硬いが、皮膚の表面は比較的滑らか
- マッサージをすると少し柔らかくなる
- 時間の経過とともに少しずつ改善している
修正が必要な可能性が高い凸凹(吸引ムラ):
- 術後すぐから形が明らかにおかしい
- 特定の部分だけが深く凹んでいる、または盛り上がっている
- 3ヶ月経過しても全く改善の兆しがない
- 左右で明らかに形が違う
判断に迷う場合は、3ヶ月検診で医師に詳しく診てもらうことをおすすめします。医師は触診や視診によって、拘縮性か吸引ムラかをある程度判断できます。
Q3:セルライトと凸凹は別物ですか?
A:はい、別物です。ただし、見た目が似ているため混同されやすいです。
セルライトの特徴:
- 脂肪吸引前から存在する、皮膚表面の凸凹
- 皮膚をつまむと「オレンジの皮」のようにボコボコする
- 脂肪細胞の肥大と線維化が原因
- 脂肪吸引では完全には改善しない(やや目立ちにくくなる程度)
脂肪吸引後の凸凹の特徴:
- 術後に新たに出現した凸凹
- 特定の部分が深く凹んでいる、または盛り上がっている
- 吸引ムラや拘縮が原因
- 適切な治療で改善可能
もともとセルライトがある方が脂肪吸引を受けると、セルライトが目立ちやすくなることがあります。これは脂肪吸引のせいではなく、周囲の脂肪が減ることで相対的にセルライトが目立つためです。
術前のカウンセリングで、セルライトの有無と術後の見え方について医師に確認しておくことが大切です。セルライトが目立つ場合は、脂肪吸引と併せて、ラジオ波やキャビテーションなどの治療を検討することもあります。
まとめ
この記事では、脂肪吸引で凸凹ができる原因と、失敗を防ぐためのポイントについて詳しく解説しました。重要なポイントをおさらいします。
- 凸凹の原因は主に吸引ムラと拘縮:医師の技術不足による吸引ムラが最大の原因ですが、術後の拘縮も凸凹を引き起こします。ただし、拘縮による凸凹は時間の経過とともに改善するケースが多いです。
- クリニック選びが最も重要:症例数500件以上の医師、術前のシミュレーション、アフターケア体制の充実度を必ず確認してください。料金の安さだけで選ぶのは危険です。
- 術後6ヶ月が判断の目安:術後3ヶ月頃の凸凹は焦らず様子を見ましょう。6ヶ月経過しても改善しない場合は、修正手術を検討するタイミングです。
脂肪吸引は、適切な医師とクリニックを選び、術後のケアをしっかり行えば、凸凹のリスクを大幅に減らすことができます。万が一凸凹ができてしまっても、修正手術で改善できるケースは多いので、信頼できる医師に相談することが大切です。
銀座TMクリニックでは、脂肪吸引の豊富な経験と実績をもとに、患者さん一人ひとりに最適な施術プランをご提案しています。凸凹のリスクについても術前に詳しく説明し、万が一の場合の修正保証も整えていますので、安心してご相談ください。







