豊胸したら、わかるか？
豊胸手術をしたら、他の人にバレる？
豊胸の種類によって、バレやすさは違います！
いざ豊胸手術を受けようかと思っても、果たして周りにバレずに出来るのか？氣になりますよね？
手術直後は、痛みで動きがぎこちなくてバレるのではないか？、内出血が見つかってバレるのではないか？
その後初期のダウンタイムを乗りきっても、いずれ触り心地やバストの動き、手術の傷跡でバレてしまうのではないか？ 健康診断や乳がん検診でバレるのではないか？（そもそも検診を受けれるのか？）
などなど・・・。
一口に豊胸手術と言っても、ヒアルロン酸豊胸、シリコンバック豊胸、脂肪豊胸など、その種類によってバレやすさも違うので、これから一つ一つ解説していきますね。
手術直後は、痛みで動きがぎこちなくてバレるのではないか？、内出血が見つかってバレるのではないか？
その後初期のダウンタイムを乗りきっても、いずれ触り心地やバストの動き、手術の傷跡でバレてしまうのではないか？ 健康診断や乳がん検診でバレるのではないか？（そもそも検診を受けれるのか？）
などなど・・・。
一口に豊胸手術と言っても、ヒアルロン酸豊胸、シリコンバック豊胸、脂肪豊胸など、その種類によってバレやすさも違うので、これから一つ一つ解説していきますね。
※2022年に美容外科学会（JSAPS）より、ヒアルロン酸豊胸は豊胸目的の方法として推奨しない、という勧告が出されました。
自分も兼ねてから同じ意見で、ヒアルロン酸豊胸はおススメしない前提で、あくまで比較基準としての解説です。
①術後の痛みでバレるか？ （バレないためには何日くらい休めばいいか？）
一般的に、痛みの強い順に
シリコンバック豊胸（大胸筋下＞乳腺下・大胸筋膜下）＞脂肪豊胸＞ヒアルロン酸豊胸
でしょうか？
一番痛みが軽いヒアルロン酸豊胸で、翌日から痛み止めを飲んで仕事をした例も知っていますが（前の職場のカウンセラーさんです）、やはり数日の休みは必要でしょう。痛みだけで言えば、１～２日休めば事務仕事ならいけそうです。
脂肪豊胸も翌日から仕事をした人を何人も知っていますが（これも前の職場の女医さんとか）、まぁ手術日合わせて３～４日休めば事務仕事は行けるというのが大体の感想です。
ちなみに脂肪を注入した胸はあまり痛みは気にならなく（ヒアルロン酸豊胸と大差ない）、大腿裏などの脂肪吸引部が痛いようです。
シリコンバック取り出しと同時脂肪豊胸の場合もシリコンバック豊胸程の痛みはなく、脂肪豊胸単独の痛みに近いですね。
そしてシリコンバック豊胸では大胸筋下が一番大きく、その他挿入するシリコンバックの大きさにもよりますが、早くても４～５日というのが一般的ではないでしょうか？
以上、このくらいのダウンタイム期間は痛みで動きもぎこちなく、バレてしまうことも考えられるので、このくらいの期間は休みを取れた方が安心ですね。
個人差や手術をするドクターによる差もありますが、これらが一般的なところですねー。
②腫れや内出血は何日ぐらいでバレなくなるか？
内出血が多いのは、脂肪豊胸＞シリコンバック豊胸＞ヒアルロン酸豊胸の順でしょうか？
脂肪豊胸は胸の他に注入する脂肪吸引をしなければいけないので、多少内出血が多いですね。
次に脂肪豊胸の場合は部位別にみる必要があります。
まず胸ですが、注入する層や個人差で違ってきますが、大体１～３週間あれば消えることが殆どです。（腫れは２〜３週間くらいかな？）
次に脂肪吸引部（主に大腿裏）ですが、こちらの方が内出血は出やすいものの、１～３週間あれば殆ど気にならなくなります。ただこれも脂肪吸引の機械やドクターの差によっても変わってきますね。腫れはやはり２〜３週間くらいです。
最後にシリコンバック豊胸ですが、内出血自体は1〜２週間くらいみてれば十分だと思いますが、腫れは残ってますから直接見せられるのは２〜３週間くらいですね。
以上、内出血の観点から見れば脂肪豊胸が若干長いですが、それでも内出血の場合は、ある程度薄くなったら化粧でカバーすることも出来ますし、あまり差はありません。
③傷からバレるか？
傷の大きさは、傷の大きい順にシリコンバック豊胸＞脂肪豊胸＞ヒアルロン酸豊胸になります。
ヒアルロン酸豊胸の傷跡は数カ月は黒っぽく跡が残りますが、傷の大きさ自体が２㎜程度なので目立たず、傷跡が原因でバレることはまずないと思います。
脂肪豊胸の場合は数カ月は赤黒っぽい感じで残っていますが、切るというより穴を開ける傷で大きさも４～５㎜大ですし、半年を過ぎると白い線になることが殆どなので、やはり傷が原因でバレるということはないようです。
シリコンバック豊胸は唯一メスで切りますから基本は30～50㎜（３〜５cm）の傷跡は残ると思って下さい！
これがケロイド体質だったり肥厚性瘢痕になるとバッチリ残るので、そうなるとかなり目立ちますねー。傷で豊胸がバレる可能性が格段に上がってしまいますね💦
このように、傷からバレる可能性がある豊胸は、シリコンバックが一番高いですね。
写真は、脂肪豊胸術後１年経過したものです。ほかの傷の位置や実際の写真は、こちらもご覧くださいね
④触り心地（バストの動きも含む）でバレるか？
触り心地が自然な順に
脂肪豊胸 ＞＞ シリコンバック豊胸（ハイブリット豊胸＞大胸筋下＞大胸筋膜下＞乳腺下）、ヒアルロン酸豊胸
脂肪豊胸 ＞＞ シリコンバック豊胸（ハイブリット豊胸＞大胸筋下＞大胸筋膜下＞乳腺下）、ヒアルロン酸豊胸
というか、触り心地が自然なのは脂肪豊胸だけですね！
脂肪豊胸は自分の脂肪でつくるので周囲の組織と馴染み、感触も動きも柔らかく自然で、まずバレることはありません！！
シリコンバック豊胸は、バックの縁がペコペコ触れやすいですし、（血も通っていませんから）触るとヒヤッとすることもあり不自然でバレやすい！
これは乳腺下が一番わかりやすくて、大胸筋膜下、大胸筋下となるにつれてわかりにくくはなりますが、全くわからないというのは無理すね。
そしてシリコンバック豊胸の表面に脂肪を注入するハイブリット豊胸というのもありますが、多少マシにはなるものの中身は所詮バックなので、わかる人が触るとバレバレです💦
ヒアルロン酸豊胸も硬く、動きが少ないので、バレますねー。
昔一緒に働いたスタッフの名言で、
”ヒアルロン酸豊胸は（いろんな意味で）使えないバスト！”
というのがありまして、まさに言い当て妙！です。
ということで、触ってバレないのは脂肪豊胸のみで、他は不自然なので触ってバレる可能性は覚悟しておいた方がいいでしょう。
⑤健康診断・乳がん検診でバレるか？
ある豊胸手術をすると、健康診断で完全にバレます！ どの豊胸手術だと思いますか？ では順に説明していきましょう！
ヒアルロン酸豊胸だと、一塊に大量にヒアルロン酸を注入した場合、健康診断でバレる可能性があります。そうでなければ健康診断レベルではあまりバレることはないでしょう。
乳がん検診でもマンモグラフィーの場合は、大量注入や被膜が形成されて石灰化してしまっていればバレちゃうかもしれません。というか、ある程度ヒアルロン酸が残っている乳房を検査で挟むのは抵抗がありますね。出来るだけなくなってからの方がいいと思います。超音波検査の場合も、結構しこりになってしまうリスクが高いので、その場合は”あれ？”と、バレてしまいますね。
シリコンバック豊胸の場合、健康診断のレントゲン写真ですらバレてしまいますね。バッチリ写りますよー！
乳がん検診でマンモグラフィーは、シリコンバックの破損のリスクがあるので受けられないと思った方がいいですね（シリコンバックを入れていてもマンモグラフィーを承っているというところでしたら破損して、シリコンバック取り出しと同時脂肪豊胸手術をしたケースもあります）。
超音波検査ももちろんバレるので、検査は申告した上で”乳がん検診（乳腺内の検査）をお願いします！”とするのが良いでしょう。
このように、シリコンバック豊胸では受けられない乳がん検診ができたり、検査する病院には完全にバレていると思った方がいいでしょう。健康診断でもバレてコメントがつくので、会社の担当者には知られてしまいますね💦
さて脂肪豊胸だと健康診断を受けても大丈夫ですし、マンモグラフィーで破損の心配もないですし（ただ術後3ヶ月は経過してからがいいでしょう）、超音波検査でもバレることが少ないです。
バレるとしたら、定着しなかった脂肪が油滴になって残っているケースやしこりが石灰化したケースなど、レアケースですね。
以上、この辺りからも自分の脂肪は安心ですね。
⑥LEDライトを当てるとバレるか？
少し前にバラエティ番組で、”豊胸後にLEDライトを当てると光る！”と一世を風靡（大袈裟？）しましたよね？ こちらも見ていきましょう！
ヒアルロン酸豊胸は、試したことがないのですが恐らくバレないかなー？
脂肪豊胸も同じで全く光りませんが、シリコンバック豊胸はバッチリ赤く光るのでバレてしまいます💦
写真はシリコンバック取り出し前後（取り出し後は脂肪豊胸したバスト）で同じLEDライトを当てたところです。一目瞭然ですよね？
おっぱいが大きいからと友達が悪ふざけしてLEDライトを当てたりすると、シリコンバック豊胸だと完璧にバレてしまいますよ。
以上、あらゆる観点からバレる豊胸手術とバレない豊胸手術を解説しました！
ヒアルロン酸豊胸は実質学会からも中止勧告扱いですので、実質脂肪豊胸かシリコンバック豊胸の２択ですが…。
バレにくさからも、やっぱり脂肪豊胸じゃないでしょうか？（バレてもいいから1回の手術で爆乳にしたい場合のみ、シリコンバック豊胸をご選択されるのがいいかと思います）
このコラムを監修したドクター
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 院長
坂内 誠
保有資格
医学博士／美容外科専門医経歴
-
1995
新潟大学医学部医学科卒
新潟大学医学部附属病院 外科勤務 - 1997 新潟大学医学部大学院外科学１入学
- 2001 同上卒 医学博士取得
-
2006
大手美容外科入職
都内大型院の院長を務め、グループ内の年間脂肪豊胸手術件数全国トップを毎年記録 - 2020 銀座3丁目・BANNAI美容クリニック開設 院長に就任
