脂肪豊胸では、直後に何カップ位大きくなっているか?
脂肪豊胸は直後が一番大きくて、それから腫れが引き(自分は基本的に麻酔液を胸に使用しないので、その分の腫れはないです!)、定着しない脂肪も徐々に吸収され、3~6ヶ月かけて完成していきますね。
では、”直後に何カップ大きくなって、どのくらい減って何カップになるのか?”
これもよく聞かれる質問なんですが、カップという表現が難しいです。とっても曖昧なので!
直後とかはパーンと腫れてるので大きいですが(といってもBANNAI式オリジナル3D注入法じゃないと高さも出にくいので大きくなった感じはしにくいかも? まぁ片側400㏄とか無茶すれば大きく見えますが、結局残らないし、しこりのリスクが上がりますよ!)、この時一体何カップ大きくなっているんでしょうか?
例えばこの写真の場合、何カップ上がっているといえるのか・・・?
正確な答えとしては、”トップが手術前より10㎝アップしています!”
ですね。(1カップ2.5㎝で10㎝なら4カップ大きくなっていると言えるのか、これがまた難しいところですね)
そしたら最終的に2カップ大きくなるんだったら、直後の大きさが半分になるよ、となりますが・・・。
また別の見方で、トップが10㎝大きくなっているものの、腫れてアンダーも5㎝大きくなっているので、トップとアンダーの差は2カップ大きくなったので、これで大きくなっているのは10㎝大きくなってもたったの2カップになり、同じだけ腫れが引いたら2カップのままなので”大きさは変わらないよ”という回答になります。
ただ明らかに腫れが引いてトップだと5㎝は小さくなるので、大きさが変わらないというのも変でしょ?
このように、よく聞かれるこの質問に対して正確に回答するのが難しいですが、実感としては直後に4カップ程度大きくなって(片側250㏄以下でもBANNAI式オリジナル3D注入法では)、最終的に半分くらいの2カップ位に落ち着く(個人差あり)、というところでしょうかー?
今回はよく聞かれるけど、回答に苦しむ質問に答えてみました! ただこれもベクトラH2での解析で直後に10㎝大きくなっていると計測できたところは、進歩ですねー。
このブログを執筆したドクター
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 院長
坂内 誠
保有資格
医学博士/美容外科専門医経歴
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1995
新潟大学医学部医学科卒
新潟大学医学部附属病院 外科勤務 - 1997 新潟大学医学部大学院外科学1入学
- 2001 同上卒 医学博士取得
-
2006
大手美容外科入職
都内大型院の院長を務め、グループ内の年間脂肪豊胸手術件数全国トップを毎年記録 - 2020 銀座3丁目・BANNAI美容クリニック開設 院長に就任