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脂肪豊胸ブログ | 最新情報や術後経過、症例写真など随時更新中!

シリコンバック・・・

シリコンバック・・・

比較的安価で豊胸出来るということで、まだまだ日本でもやる人がいらっしゃいますが、数年前からバックの手術というと、ある国内大手のクリニックの統計では、新しく挿入する手術より、なんらかの理由で取り出す(と同時に脂肪豊胸などをする)手術件数の方が多くなっているのが最近の傾向です・・・。

ハイブリット豊胸をもてはやしている人もいますが、まぁバックがメインで吸収されないので大きさはキープ出来ますが、脂肪でコーティングすると言ってもペコペコ感は残りますから、触らせられない💦

しかもシリコンバックが入るということは去年報告され大騒ぎになったALCL(シリコンバックが原因で起こる悪性のリンパ腫)による死亡のリスクも0ではないですから・・・。

それで自分の場合は、BANNAI式オリジナル3D注入法で手術するので、脂肪豊胸でありながら唯一、バックを挿入した形に近いシルエットを出せますから、特にバックに頼ることもないので、シリコンバックの挿入やハイブリット豊胸は行っておりません!

脂肪豊胸の場合、確かに1回での大きさには限界がありますが、繰り返せばかなり大きくなりますから自然さはピカイチですし、軽いから垂れないし、なにより美しい(笑)!


前おきが長くなりましたが、シリコンバックの提示です。右が破損なく取り出したもので、左が体内で破損して5年以上放置していたものです。変色してますよね?体内でいろんな反応が起こっていたんでしょうね・・・。バックの被膜を破ると膿のようなものと一緒にシリコンが出てきたので、速攻洗浄しました!

シリコンバックが破れていたせいか、同じ側の顔や腕が浮腫んだり痛んだりと言った症状が、ずーっとあったそうなので、摘出してよかったですね!

それでご自分の脂肪に置き換えましたから、異物はなくなりました!見た目も感触も自然になり、痛みがなくなり、ダブルでよかったと思います。いやー、やっぱり異物は怖いです!

このブログを執筆したドクター

院長 坂内誠
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 院長 坂内 誠

保有資格

医学博士/美容外科専門医

経歴

  • 1995 新潟大学医学部医学科卒
    新潟大学医学部附属病院 外科勤務
  • 1997 新潟大学医学部大学院外科学1入学
  • 2001 同上卒 医学博士取得
  • 2006 大手美容外科入職
    都内大型院の院長を務め、グループ内の年間脂肪豊胸手術件数全国トップを毎年記録
  • 2020 銀座3丁目・BANNAI美容クリニック開設 院長に就任

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