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脂肪豊胸手術 ドクター選び 5つのポイント②

脂肪豊胸手術 ドクター選び 5つのポイント②

↑ 脂肪豊胸手術後3カ月の写真です。トップ80.0 → 86.3 と +6.3㎝ アップしたDカップですね。(ご本人様には間違ってC?と言ってしまいました💦ごめんなさい)


 脂肪豊胸手術で失敗しないためには、まず

どこ” で手術を受けるか?

というよりも

” に手術を担当してもらうか?

という視点が大事になります! もっとダイレクトにいうと、誰に手術を執刀してもらうかで手術結果が全然違う!ということです。

例えば大手美容クリニックなら、どこで受けてもメニュー値段も同じですが、手術結果が同じではありませんから!

もし自分が病気や美容の手術を受けるなら、間違いなく大手の看板とかではなく、どのドクターに執刀してもらうかを最優先事項にしますし・・・。

まずここが基本なので、間違いがないようにね! 


それでよく聞かれるのは、

”どうやってドクターを選ぶのか、いい基準があったら教えて!”

という悩みがあるようなので、自分が脂肪豊胸でチェックすべきポイントをまとめたので参考にしてみて下さいね。


ポイント② 脂肪の注入量をチェックする

脂肪豊胸で一度に定着させられる脂肪の量は限られており、一定量以上(片胸250㏄くらいと推定)入れても、結局半年後とかには吸収されてなくなるか、しこりとして残ってしまいます。

以前美容外科学会で示されたデータでは、片胸200㏄と300㏄では(直後の大きさは違いますが)定着する脂肪の量は変わらない(大体140~150㏄程度)ことが示されましたし、自分の数千件の経験でも同じ意見です。

もし3カップ上げようとすると、1カップは大体70~80㏄程度ですから、140~150cc定着では2カップが常識的な範囲で、仮に3カップということは210~240㏄残っていないと実現不可能なことになります!

すると、入れた脂肪の定着率が100%の手術なら、1回に3カップ上がるかもしれませんが・・・。

現実的には不可能ですね。

それ以外で3カップアップ(に見せかける)場合、片側300~400㏄注入(4~5カップ分の体積の脂肪)入れる手術をし、運よく240㏄程度残ってくれたら3カップ上がるが、理論的には残る可能性が少ないし、しこりのリスクが跳ね上がることになりますから、これはよくないかなー?

まとめると、片側の脂肪の注入量を聞き、

300㏄以上入れて、1回でも3カップ上がります!

と言っているところは、あとでトラブルを起こす可能性が高いので、遠慮した方が無難です・・・。

このブログを執筆したドクター

院長 坂内誠
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 院長 坂内 誠

保有資格

医学博士/美容外科専門医

経歴

  • 1995 新潟大学医学部医学科卒
    新潟大学医学部附属病院 外科勤務
  • 1997 新潟大学医学部大学院外科学1入学
  • 2001 同上卒 医学博士取得
  • 2006 大手美容外科入職
    都内大型院の院長を務め、グループ内の年間脂肪豊胸手術件数全国トップを毎年記録
  • 2020 銀座3丁目・BANNAI美容クリニック開設 院長に就任

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