脂肪吸引の腫れや内出血を少なくする方法

↑ 上が大腿全体の脂肪吸引後3日目、下が7日目のもの。別に翌日に絞らなくても、手術中に出血させなければすむ話
先日、お客様から質問を受けました。
”脂肪吸引をした後、腫れと内出血を軽減するために翌日受診して麻酔液や血液を絞った方がいいと聞いたんですが、
先生のクリニックでは、そういう工夫はしてないんですか? なんかその方が、とっても脂肪吸引のこだわりが
感じられる気がして、魅力的なんですけれど?”
うーん。結論から言うと、翌日にわざわざ受診してもらって麻酔液を絞るなんて、要らないですねー!
確かに、内出血や腫れを減らすためには、脂肪吸引で注入した麻酔液(チュメッセント液)や血液は少ない方がいいですが、
これ、手術中に減らせば済む話!
例えば自分の脂肪豊胸の時は、チュメッセント液は必要最小限にしていますし、脂肪吸引の機械も(確かに昔のベイザー単独の時は
出血がそこそこありましたが)、専らアキーセルしか使わない現在は出血が少なく、手術直後に絞ってもそれ程滲出液がないですもんね!
仮に、それで翌日にダウンタイムで一番痛い中、来て頂いて絞っても、そもそもアキーセル脂肪吸引で手術中の出血は少ないし、
術後にきちんと圧迫をしっかりしてるから、それ程滲出液は溜まっていませんし、絞ったら、また圧迫固定を巻き直さないといけないし、
何より手術の時に絞られるのは、麻酔がまだ効いていますが、翌日の麻酔がない状態で、脂肪吸引部をまたギューギュー絞るの?
(絞られても我慢するんですか?)どんだけ痛いかー?
それも手術翌日が一番痛みが強いと思いますが、その状態でまた来院したいですか?仕事がなければ、ゆっくりと休んでた方がよくないですか?
と言うことで、
脂肪豊胸の腫れと内出血を減らすこだわりは、翌日に絞りに来院するのではなく、
元々出血と痛みが少なく脂肪吸引できるアキーセルを使うのが、
一番のこだわりであり、ベストな方法
だと思いますよ♪
お客様の感想ですが、ベイザー脂肪吸引時代とアキーセルを導入してからを比べると、別に翌日に来院して絞ったりとかしなくても
内出血は3ー4週間が1−2週間に、痛みも半分くらいになっていますので!
まとめると、
アキーセル脂肪吸引ならば、元々手術中の出血が少ないので、
わざわざ翌日に来院して滲出液を絞らなくていい!
と言うことですね。
このブログを執筆したドクター

銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 院長
坂内 誠
保有資格
医学博士/美容外科専門医経歴
-
1995
新潟大学医学部医学科卒
新潟大学医学部附属病院 外科勤務 - 1997 新潟大学医学部大学院外科学1入学
- 2001 同上卒 医学博士取得
-
2006
大手美容外科入職
都内大型院の院長を務め、グループ内の年間脂肪豊胸手術件数全国トップを毎年記録 - 2020 銀座3丁目・BANNAI美容クリニック開設 院長に就任