シリコンって、どんな感じ? 2日連続で豊胸バック取り出し&同日脂肪豊胸手術ー
昨日は20年以上前の生理食潜水バック取り出しでしたが、今日は20数年前のシリコンバック取り出しでした。
ご自身でも、
”ある日にゅるにゅるという感触があった!”
と仰っていて、
”多分片方は破れている!”
とのことでしたが、開けてみると案の定!
両方破損していました…。
黄色く変色している程度が少ないので、それ程昔に破れたわけではなさそうです。
ここで問題!
Q .シリコンバックの中身って、どんな感じか想像できますか?一番近いものを選びましょう!
①グミ
②ゼリー
③とりもち
正解は…?
③とりもち
でした!自分の中では、③です!
とりもちがわからない方は、スライムならわかるかなー?あれを100倍ベタベタさせた感じです!
ですからシリコンバックが破れていると、シリコンが超ベッタベタしていて、もう手術どころではなくなります💦
それでも、生理食塩水で出来るだけ遺残がないように丁寧に洗浄して、肉眼で確認をしてから脂肪注入をします。
まぁ自分にとっては格段難しいオペでもなんでもないのですが、いろんな意味で疲れます(笑)。
こんなものを体内に入れるなんて…。
変異原性、発がん性があるのも、なんとなく肯けますね。
前回のブログでお話しした様に、いろんなリスクを分かった上で
”一度に安く3カップ以上大きくする!”
ならシリコンバックもありだと思いますが、
こんなものを毎回見る度、
”1回では限界があるけど、安全性や自然さからいっても、やっぱ脂肪じゃね?”
と、自分は思うのですが…
そう思いませんか?
このブログを執筆したドクター
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 院長
坂内 誠
保有資格
医学博士/美容外科専門医経歴
-
1995
新潟大学医学部医学科卒
新潟大学医学部附属病院 外科勤務 - 1997 新潟大学医学部大学院外科学1入学
- 2001 同上卒 医学博士取得
-
2006
大手美容外科入職
都内大型院の院長を務め、グループ内の年間脂肪豊胸手術件数全国トップを毎年記録 - 2020 銀座3丁目・BANNAI美容クリニック開設 院長に就任