他院で4回豊胸手術をした方の修正手術!
今日は、他院修正の脂肪豊胸手術がありました!
なんと!
既に他院で4回も豊胸手術をしていて、今回が最後の予定ということです。
ある時、私の症例写真をみて、豊胸を受けた自分のバストと違い衝撃を受け、ずっと私に修正をして欲しかったそうです!
(バストの美しさをご理解頂いて嬉しい限りです✨)
それではまず、術前の写真(上)から見ていきましょうか?
バージスラインを作り替えないで脂肪を何度も注入すると、バストはこのような風貌になります…。
わかりますか?
まず豊胸あるあるですが、
アンダーの位置を下げないで=下乳を作らないで、そのまま脂肪を注入すると、デコルテが不用意に盛り上がりすぎて、必ず乳首が下を向きます!
正面から下乳が殆ど見えてないですよね?これは乳首が下を向いている証拠ですね。
次に、
外乳を作らないで脂肪を注入すると、バストの外側がまっすぐストンと直線になるので、ボディーラインに女性らしい丸みがでず、めちゃくちゃ不自然になります!
これに対し、術直後の写真(下)を見てみましょう!
座位で少し仰向け気味になっていますが😅(それを差し引いても)、
自然で美しいバスト条件としては、正面から見た場合には
①アンダーの位置をさげ、
②外乳をつくる
のが重要で、この2つが出来ているドクターを選ぶのが、失敗しないためには大事になります!
また正面からではわかりにくいですが、バランスがいいバストは
③高さが出ている
ことも必須です。
ということで今回は、過去最高でアンダーの位置を 4.0 cm も下げました!
これをまずわからない美容外科医が多いし、仮に(わかって)そこに脂肪を入れても、それだけでは出来ないんだなー。
それで自分はBANNAI式オリジナル3D注入法で作るのでこれが出来てますが、
自分の真似をして曲がったカニューレを使っただけでは、出来ないんだなー。
また糸でバージスラインを作っても不十分ですねー。
これで仮に①が出来て下乳が下に伸びたとしても、外乳はきちんと作れないでしょ?
②が出来ないからバストのバランスが悪い!
また同時に、③高さが出せないと、下乳が多少伸びただけの、所詮”皿型のバスト”から脱却出来ませんから、やはりバランスが悪い!
ブラバやビブラを併用しても、それ程高さは出ませんし…。
たかがバストメイクですが、
解剖学的に正しいデザインは勿論大事ですし、
それを実現する技術と経験も必要です!
結局、手術の結果はドクターによって決まりますから、
これが出来るかどうかを”症例写真”でしっかりとチェックして、納得がいくドクターで手術を受けて下さいね!
当院(自分)はこの3つが出来るだけではなく、定着率に個人差があるというのに
最低限のサイズ保証
もつけていますからー!
脂肪豊胸は、やっぱり坂内(BANNAI)じゃないかなー!
このブログを執筆したドクター
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 院長
坂内 誠
保有資格
医学博士/美容外科専門医経歴
-
1995
新潟大学医学部医学科卒
新潟大学医学部附属病院 外科勤務 - 1997 新潟大学医学部大学院外科学1入学
- 2001 同上卒 医学博士取得
-
2006
大手美容外科入職
都内大型院の院長を務め、グループ内の年間脂肪豊胸手術件数全国トップを毎年記録 - 2020 銀座3丁目・BANNAI美容クリニック開設 院長に就任