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デコルテ注入=胸板!

デコルテ注入=胸板!

丁度1年前くらいに美容外科学会でも発表させて頂いたのですが・・・

デコルテって、ヌードの状態では(下着とかで寄せて上げない限り)ふっくらしない筈なんですが、みなさまOK? 

グラビアの写真とかも、カメラマンの要望に従ってバストを腕で両側から寄せて谷間を作ってたりしますよね?

確かに豊満なイメージというものでは、デコルテがとってもふっくらしてるので、そこをふっくらしたい!という乙女心や、素直というか手術経験があまりない(いや、ベテランでも?)ドクターが、言われるがままにデコルテ部分に脂肪を注入する気持ちも分からなくもないですが・・・。

本当にそんな手術をすれば、それはそれは恐ろしいことになります! 外乳もなく、逆三角形でムキムキのボディービルダーのようなシルエットになり、どう見ても男性的(なバスト?)が出来上がります。

自分も、他院で脂肪豊胸したけど胸板が厚くなるだけで乳首が下を向いたバストを、3Dで下乳を作って上を向かせたり、
逆三角形で男性っぽいシルエットを外乳を作ることでセクシーなシルエットにしたりとか、かなり修正手術をしてます!

””2回やるんだったら、1回目から自分が担当出来たら全然違ったのに!”

と患者さんにはよく言われます・・・。(確かに他院で1回目で逆三角形にされたのを、ようやく同じ幅になりますから)


多少肋骨が浮き出るような感じの人でも、デコルテには殆ど入れない方がいいです!バストトップが高くなれば、皮膚が浮き上がって肋骨のシルエットも見えなくなってきますから!

ということで、よっぽどのことがない限り、自分はデコルテには殆ど脂肪を注入してません!(肋骨が目立たなくなったような人も、入れてないと思います)
逆に少しデコルテが痩せてても、それでいておっぱいがある方が、本当に乳腺が大きい巨乳ちゃんに見えるので、そこもある意味メリハリがあった方がいいです!

自分のフォトギャラリーを見て、少しでもいいな?と思ったら、この点に気をつけてバストメイクしてるからなんです!
(もちろん、これだけではダメですが、これもあくまで1つの条件です)

ということで、デコルテに注入する=胸板を作る=わざわざ脂肪を入れて男性っぽくする、ということだと覚えて下さいね!


このブログを執筆したドクター

院長 坂内誠
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 院長 坂内 誠

保有資格

医学博士/美容外科専門医

経歴

  • 1995 新潟大学医学部医学科卒
    新潟大学医学部附属病院 外科勤務
  • 1997 新潟大学医学部大学院外科学1入学
  • 2001 同上卒 医学博士取得
  • 2006 大手美容外科入職
    都内大型院の院長を務め、グループ内の年間脂肪豊胸手術件数全国トップを毎年記録
  • 2020 銀座3丁目・BANNAI美容クリニック開設 院長に就任

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