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脂肪豊胸ブログ | 最新情報や術後経過、症例写真など随時更新中!

20年前に挿入したシリコンバック豊胸を取り出し、同日脂肪豊胸手術で自然なバストへ

20年前に挿入したシリコンバック豊胸を取り出し、同日脂肪豊胸手術で自然なバストへ

シリコンバックを取り出したところ、まさか驚きのことが!

左胸(向かって左)のシリコンバックは破損

井上ビフォー
左右のバストの大きさが違いますよね?

向かって左(右胸)には大胸筋下にシリコンバックが入っており、向かって右(左胸)のシリコンバックは数ヶ月前に破損したようで急に小さくなったとのことでした。

こうしてみると、多少被膜拘縮が手伝っているとはいえ、向かって左胸のシリコンバックによるバストはいかにも不自然ですね💦

シリコンバックが入っている不自然なバストと天然のバストを比較できる珍しいケースですね。やはり自然さから逸脱すると、たとえ大きくても美しくはないですね💧

シリコンバックを取り出してみると…

井上シリコン
シリコンバックは大胸筋下に200ccのCMCバックが入っていました(ということでCMCはシリコンではないから厳密にはシリコンバックではないです。正確に言うと乳房インプラントですね)。

なんでも当時は最新のバックと一押しだったとか…。(どっか聞いたことがあるセリフですね。数年に一回は新商品が登場しますしね)

さてここで注目は左側バックです。破れていないのに茶褐色に変色・変質しています!

シリコンバックの被膜のミクロの目を通してひょっとすると細胞も侵入していた可能性があります。逆もまた然りで、CMCの成分が体内に漏れていた可能性もあります。

例えばBIA-ALCL(乳房インプラント関連未分化大細胞リンパ腫)もシリコンバックが破損してなくてもシリコンが漏れて起きることが報告されており、この辺が異物の怖いところですね💦

ご本人様も、数年前から両背部の痛み、違和感などを感じていたそうですし、また別の方も首筋にかけて原因不明の痛みと腫れが出たと訴えていたケースもあります💧

脂肪豊胸でバストを作り替える手術完了!

IMG_A5B02ED741CA-1
右胸(向かって左)は直前までシリコンが入っていたため、その影響で少し大きく見えるかもしれませんが、左右ともに250cc前後を注入しました!

バージスラインも一回り大きくなり、自然で美しいバストに仕上がることでしょう!

歩くと揺れるようになるし、外乳が腕に当たるし、やっぱBANNAI式オリジナル3D注入法で作った自然な美乳が一番だなー!

このブログを執筆したドクター

院長 坂内誠
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 院長 坂内 誠

保有資格

医学博士/美容外科専門医

経歴

  • 1995 新潟大学医学部医学科卒
    新潟大学医学部附属病院 外科勤務
  • 1997 新潟大学医学部大学院外科学1入学
  • 2001 同上卒 医学博士取得
  • 2006 大手美容外科入職
    都内大型院の院長を務め、グループ内の年間脂肪豊胸手術件数全国トップを毎年記録
  • 2020 銀座3丁目・BANNAI美容クリニック開設 院長に就任

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