COLUMN
コラム
豊胸で1カップのサイズアップするのに何cc 必要か?
2023年1月20日

1カップ大きくするための注入量は、一律のcc数へ換算できません。BANNAIはブラの周径差・乳房体積・注入量を区別し、下乳・外乳・高さの設計と術後評価を重視します。
- 自然乳房を比較した旧解析は、個人の成長法則や手術に必要な注入量を直接示すものではありません。
- 「最初の35ccと次の65ccで1カップ」といった固定換算はせず、皮膚・組織・配置・経過を確認します。
- 大量注入に頼らず5Dで形態を設計し、6か月の計測結果と契約プランの条件に基づいてサイズ保証を判定します。
※ 本記事は2023年1月に公開したものです。文中の術式名は当時のものです。
そもそも1カップってどのくらいの変化のこと? 1カップの定義とは?
豊胸で1カップ大きくするために必要な注入量は、一律のcc数に換算できません。ブラの周径差、乳房の体積、注入した脂肪の量は別の指標です。BANNAIでは、下乳・外乳・高さの設計と術後の形態評価を重視します。自然乳房を比較した旧解析も、そのまま手術の必要注入量を示すものではありません。
当院の脂肪豊胸手術・当院施術症例は、すべて院長の坂内将佑貴の執刀です。他院修正で紹介する過去の他院手術は含みません。
そうすると、”現在Aカップなので、最低でもCカップになりたいです!”
とか、
“下着を買う時にDカップって言われてつけているけど、ブラを取ると、どう見てもAカップにしか見えないんです!”
など、サイズに関して色々な話がでてきます。
美容外科医をして15年程経ちますが、この ”1カップ”と言うのが曲者!
一応、1カップの定義としては、
”トップとアンダーの差が2.5cmが1カップ”
とされているので、
トップとアンダーの差が2.5cm増えると1カップアップしたことになる
のですが、ことは単純ではありません!
例えば、上の写真と下の写真の人は別人で、共にトップとアンダーの差は13cm と同じですが、どう見ても同じ大きさには見えないですよね…?
当院ではベクトラH2という3Dスキャナーでお客様のデータを記録していますので、それでも見てみましょう!
左が上の人で、トップ83.5cm、アンダー70.5cmで差が13.0cm、右が下の人でトップ86.0cm、アンダー73.0cmで、どちらも間違いなく差が13.0cmですね?
ということは、上の人がC70、下の人がC75(C70かも)でOK?
折角ですから、トップとアンダーだけでなく、もう少しバストのデータを詳細に見ていきましょうか?
同じトップとアンダーの差でも、横直径(+外乳)で9mm、下乳で7mmも違いがありますね。
また、同じCカップなのに体積差が約100ccもあります!
このように、トップとアンダーの差を見ただけでは、バストの様子が全然違います。
これは当たり前と言えば当たり前で、バスト(乳房)は3次元なんですから、トップとアンダーなど、たった2ヶ所スライスした情報だけでは、このように誤差が大きく出るのは当然なわけです!
やはりトップとアンダーだけ盲信しても無意味ですね…。
(実際に上の方はC70のブラをつけているそうですが、下の方はF70かE75をつけているそうです)
院内の旧解析は、異なる方の乳房を比較したもの
この記事の旧解析は、100人余りの乳房計測を比較したものです。同じ方を成長に伴って長期間追跡した研究ではありません。外形計測を乳腺そのものの増殖量と読み替えることもできません。
旧図にある体積65cc・横径6mm・下乳8mmなどは当時の集計です。対象・測定条件を元データと照合する必要があり、現行594例の基準と混ぜたり、個人が必ず同じ割合で成長する法則としたりしません。
何cc注入すれば1カップ、とは換算できない
注入量と、完成時の外形体積差、ブラジャーのカップ表記は別のものです。『最初の35ccで皮膚が張り、次の65ccで1カップ』『165ccで2カップ』という固定換算はできません。
皮膚や組織の状態、配置、吸収、体重変化などにより結果は異なります。当院では、下乳・外乳・高さ・体積を術後6か月に評価します。
現在のサイズ保証は、下乳+8mm・外乳+4mm・乳房部体積+60mL・TU差+2.5cmを1カップ相当の基準とし、契約プランに応じて判定します。4指標のうち1つ以上がプランの基準に達していれば達成、すべて未達の場合に所定条件で保証判定の対象となります。詳しい条件をご確認ください。
当院は自家脂肪による形態設計を重視しています
当院はヒアルロン酸豊胸を推奨していません。ただし、学会の非推奨と法律上の禁止は異なります。詳しくはヒアルロン酸豊胸をおすすめしない理由をご覧ください。
シリコンバッグについては、被膜拘縮や破損に加え、BIA-ALCLや被膜のSCC(BIA-SCC)などについても説明と長期管理が必要です。これらを一般的な乳がんと同一視するものではありません。
自家脂肪にも、しこり・脂肪壊死・感染・左右差などのリスクがあります。当院では大量注入に頼らず、5D注入法で形態を設計する方針です。
カウンセリング予約受付中
お悩みやご不安は、
まず専門の医師にご相談ください。
初診料は税込5,500円、手術前の2回目以降のカウンセリングは税込3,300円です。脂肪豊胸の術後の経過観察の再診は何回でも無料です。
お一人おひとりのご希望に合わせて、無理のない治療プランをご提案します。
24時間オンラインで予約受付中/銀座駅1分・銀座一丁目駅3分・東銀座駅3分
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 院長
坂内将佑貴
医学博士/美容外科専門医
新潟大学医学部附属病院 外科勤務
BANNAI式オリジナル3D注入法による脂肪豊胸手術で、それ以降毎年300件以上の脂肪豊胸手術を担当















