脂肪豊胸手術を受けたのに、なぜあなたのバストは不自然なのか?
脂肪豊胸手術は、誰がオペしても結果は同じ?
一般の脂肪豊胸手術は間違っている! 豊胸は、ただ胸の体積を増やせばいいのではない!
最大の原因は、注入しているエリアが間違っている!
一般的な脂肪豊胸の注入部位がこちら
こうしてみると、かなり広〜い範囲に注入してますね💦
理由というか言い訳としては、
注入する脂肪は、なるべく自分の組織に接した方が脂肪の定着がよくなるから!
しかも
4層に分けて注入した方が、しこりになりにくく沢山注入出来るから!
んー?
一見もっともらしく聞こえますが…。
そこまで涙ぐむ努力をしても脂肪の定着率なんてそんなに上がりませんし、というか
このエリアに注入するって、そもそも形が変じゃありませんか?
胸板が厚くなった雰囲気
になりますから
男性っぽいっていうか、マッチョに見えますよね?
全然おっぱいらしくない!
だから
一般の脂肪豊胸手術では、おっぱいが全然大きく見えない!
決して定着率だけの問題ではない、作り手の誤解という大問題!があるから大きく見えない
のです!
一見もっともらしく偉そうに聞こえても、結果が伴わない(全然おっぱいの形をしていない)と、定着率以前の問題で、どうしようもないでしょう?
そう思いませんか?
それで先程の他院で2回のケースと注入部位を並べてみましょう!
5D注入法による正しい注入部位はこちら
こちらが一般女性(手術経験なし)のトップとアンダーの差と縦の乳房直径(主に下乳を意味する)の相関関係を調べた図です。
トップとアンダーの差が2.5cm(1カップ)大きくなるごとに縦の直径(下乳)が8㎜大きくなる
ことがわかりました。
つまり、
仮に3カップアップすると縦の直径(下乳)は2.4cm増加させないと自然に大きくなった形にならないのです!
一般的な豊胸手術では、脂肪豊胸手術でもシリコンバック手術でも、これを再現することはむずかしいのが現状で、唯一安全にキチンと再現できるのが5D注入法なんですねー。
2019年に美容外科学会でこの辺りを発表してから少しずつ下乳がブームになり、シリコンバックでも下乳を伸ばすところがチラホラでているようで、それはそれで綺麗なバストをつくる上で結構なことだと思いますがー。
ただシリコンバック豊胸で下乳を下に伸ばす場合、乳房下溝の靭帯を切らないといけない
のですが、
その靭帯はシリコンバックを支えてお腹に落ちないようにするために必要
なはずで、それを切るということは支えがなくなることを意味します。
つまり穴が空いたポケットのようなものです💦 ここに入れたスマホはどうなりますか?重さで落ちるでしょ?
脂肪豊胸の場合、脂肪は軽いですし、そもそも脂肪は定着するからバストに入れた脂肪はお腹には移動しませんが、
シリコンバック豊胸で下乳を伸ばすと、数年後にシリコンバックが腹部に落ちる症例がそれなりに出現するのでは?
と予想しています。
いずれにしろ下側に膨らませるのが正解だということがわかりましたか?
まとめ 一般的な脂肪豊胸は注入エリアが間違っており、バストが自然に大きくなるフレームの変化を技術的に再現できないで、ただ脂肪を注入するだけになっている!だから形が不自然!これに対し5D注入法は丸くて自然な美乳にすることができる!
このコラムを監修したドクター

銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 院長
坂内 誠
保有資格
医学博士/美容外科専門医経歴
-
1995
新潟大学医学部医学科卒
新潟大学医学部附属病院 外科勤務 - 1997 新潟大学医学部大学院外科学1入学
- 2001 同上卒 医学博士取得
-
2006
大手美容外科入職
都内大型院の院長を務め、グループ内の年間脂肪豊胸手術件数全国トップを毎年記録 - 2020 銀座3丁目・BANNAI美容クリニック開設 院長に就任