脂肪豊胸手術を受けたのに、なぜあなたのバストは大きくならないのか?
本当に脂肪豊胸手術ではバストが大きくならないのか?
”直後は大きくなったけど、数ヶ月後には殆ど吸収されて元に戻ってしまった”
”1度では大きくならないとは聞いていたので、2回、3回と脂肪豊胸手術をやってみたが殆ど大きくなった実感がない”
”大きくなったというか太って胸板のような感じでたくましくなってしまった”
など、なにかと脂肪豊胸のネガティブな情報もあったりしますが、本当のところはどうなんでしょうか?
美容外科歴18年で、のべ数千人の脂肪豊胸手術を手掛けてきて、業界でも珍しく脂肪豊胸手術のみを専門にクリニックを経営して脂肪豊胸手術を知り尽くしている自分が、すべてお答えします!
(注)写真は自分の手術を1回もしくは2回受けた方達で、ドクターによっては脂肪豊胸手術でもこのような結果が出るのです!
大きくならない理由① バストの輪郭(バージスライン)がハッキリしていないから
輪郭がハッキリとしてないと、ぼやーっとしてあるかないか存在がわからないのはわかりますか?
どこからがバストで、どこまでがバストで、という具合に。
例えば
シリコンバック豊胸がなんでしっかりと豊胸効果が出るか?
というと、ひとつの理由としては
シリコンバックという異物を挿入することによって、その縁(境界)が、しっかりとバストの輪郭として浮き出るから!
なんです。
しかしシリコンバックの場合は所詮異物なので境界がはっきりとするのはいいのだけれど、実は諸刃の剣で、
触るとペコペコしたり、
痩せて皮下脂肪が薄い人の場合、輪郭が浮き出て豊胸したのがバレバレ
になってしまったりと、必ずしもいいことばかりでもないんですね。
だから痩せ型の人は大胸筋下に挿入することをすすめられたり、縁に脂肪を入れてわかりにくくするためにハイブリット豊胸があるんです。
話を戻して、一般の脂肪豊胸手術ではなぜ輪郭をはっきりとつくれないかというと
①輪郭を作る大事さをドクターが知らないから!
もしくは、知っていたとしても
②ドクターに(新しく)輪郭をつくる技量がないから!
さらに言えば
③輪郭をつくれる方法で手術をしていないから!
これだけ輪郭を作れる条件が揃っていなければ、
一般的な脂肪豊胸手術ではバストの輪郭なんてくっきりできるはずがない!
でしょう? だから
一般的な脂肪豊胸手術では大きく見えないし、見えるはずもない!
んです。
では一般的な脂肪豊胸の手術方法について、現状の注入技術はどうなのか?もう少し解説していきましょう。
一般的な脂肪豊胸手術は、左側のような真っ直ぐなカニューレ(コールマン式など、穴の位置や形状はドクターやクリニックによって若干異なる)で、右側のエリアに
ペターッと面(=2次元で、しかも四角形)で注入
します。よって
皮膚に平行に注入
しますから、
皮膚の広がりの方向を変えることが出来ない
ので、これでは
絶対に境界をくっきりとつくることができない
=絶対に輪郭がハッキリとしない!
=絶対に大きく見えない!
という、このような結果が当たり前になってしまいます!!
別のコラムで執筆予定ですが、しかも
豊胸手術ではバストアップする時に下乳や外乳の位置(輪郭)も新しく作りかえないと絶対に美乳にならない!
という、恐ろしい結果が、手術前から当たり前にわかっています!
一般的な脂肪豊胸手術の限界がわかったでしょうか?
それでこの問題を解決したのが、自分の
5D注入法による脂肪豊胸手術
で、
他では絶対に真似できない、オリジナルな手術方法!
なんですねー!
まとめ① 一般的な脂肪豊胸手術では輪郭(バージスライン)がハッキリとしないので大きく見えない!
これに対し
5D注入法では輪郭(バージスライン)をハッキリ作ることができるので計測以上に大きくみえる!✨
大きくならない理由② 高さが出ていないから
一般の脂肪豊胸手術では、高さを出すのも結構難しい
のです。
理由は、脂肪注入の基本が
4層に分けて注入する
からですね。
写真のエリアに4層(皮下、乳腺下、大胸筋内、大胸筋下)に分けて注入する方法を取ることが多いのですが、そうすると
片胸200cc注入した場合、1層は50ccずつの注入
になりますね?それを
写真のような広いエリアに撒く(場合によってはもっと上の、鎖骨の下まで😱)
ので、
1層の厚みは、殆ど向こう側が見えるくらい薄いクレープ並の厚さ
しかありません!
さて、ここで問題です!
そのクレープのような厚さのものをミルフィーユ状に4層重ねて、一体どのくらいバストの高さを出せますか?
はい!答えは
殆ど高さを出すことが出来ない!
のは自明ですね!
ここに一般の脂肪豊胸手術の限界があります。
例えば、こちらは他院の一般的な脂肪豊胸手術でミルフィーユ状に4層重ねる手術を4回したのに全然大きくなった実感がなくて、当院に来院された方です。
4層に重ねる手術を4回
したということは、
したということは、
クレープをミルフィーユ状に16枚重ねた
(注入した体積でいうと片胸合計800cc前後!)
ことになりますが、
800cc注入して16枚重ねても十分に高さが出なかった
(あまりバストが大きくなった実感がなく、むしろ男っぽくなった💦)
ということになります。
まぁ、多少は高さもでたのでしょうが、ご本人様的にはかなりの金額で4回やられたのでしょうから、お気持ちは察します。
このように、通常の脂肪豊胸で薄いクレープをミルフィーユ状に注入して合計800cc注入しても大きくならないことがわかったと思います!
ですから
通常の脂肪豊胸手術で、
1回の手術で1〜2カップ大きくなる!
と言われて複数回しても、殆ど大きくならない!
ことがわかると思います。
大体このようなところってサイズ保証していない
ので、
大きくなっていなくても泣き寝入り
です。
以上のように、
一般的な脂肪豊胸手術ではあまり大きくならないというのは、ある意味正しい
と思います!
しかし、
5D注入法で脂肪豊胸手術をする当院の場合は違います!
(同じ脂肪豊胸手術だと一緒にしないでください!)
当院で5D注入法で片胸110ccずつ注入して半年後の比較はこちら。(正面ですが大きくなったのが確認できます。当院で手術直後に大きくなった実感があって涙ぐまれていたことを記憶しています)
ちなみに自分オリジナルの5D注入法は上の
パターン5
の注入方法で、定着可能ギリギリ(片胸150cc以下のことが多い)の注入量で分散注入し、尚且つ大きくしていますから、しこりのリスクは上がりません!
しこりのリスクが高くなるような
パターン2
の手術方法、すなわち注入量を
片胸180ccを超えて大量注入している手術(酷い場合は片胸300cc以上も注入しないと大きくできない)
とは、
手術のコンセプトも方法もまったく別物
なので、一見高さが出ている感じがするパターン2とは一緒にして欲しくないですねー!
言い換えると、
パターン2は大量注入によってバストの高さや大きさを出す(しこりのリスクが上がる)
のに対し
パターン5は適切な注入量でもバストのフレームを変えることによって高さと大きさを出す(高さや大きさが出てもしこりのリスクは上がらない)
ということです。
バストに高さがでないのは、本当に皮膚の硬さによるのか?
あと時々、
”あなたは授乳歴がなくて皮膚が硬いから、脂肪豊胸には向かない(大きくなりにくい)!”
とか、
”皮膚が硬い人は、ビブラ(体外式皮膚拡張器)を併用しないと大きくならない!”
聞いたことありませんか?
これって本当でしょうか?
結論から言えば決してそんなことはなく、
バストに高さをだす技量がないドクターならそうかもしれない
が
授乳歴があろうがなかろうが、自分の5D注入法であれば余裕で高さを出すことができます!
結局、
一般的な脂肪方法手術だから、授乳歴がないとビブラなどの力を頼らないと大きくできない
(殆どのドクターがそうなので脂肪豊胸手術では高さを含めて大きくできない)
ということです。
バストに高さを出すコツを知っているドクター、高さを出せる力量があるドクターは、
バストに高さをだす時のボトルネックは皮膚の硬さではない!
ことを知っています。
結構、この業界って固定観念が出来上がって間違いも多く、ある意味、変な常識化していますので注意が必要ですねー
高さが出る様に、一度に沢山注入すればいい?(パターン2のこと)
いやいや、絶対にダメです!
結論から言うと、
大きなしこりが出来てしまいますから絶対にダメです!
脂肪豊胸手術は脂肪の移植手術なので、一度に定着できる限界量というのが決まっています!
それは一体どのくらいかというと、3Dスキャナーで数百人計測した当院オリジナルデータがあり、恐らく世界初ですが、こちら (2025美容外科学会に発表予定)
この表の様に、
1回の脂肪豊胸手術で定着できる脂肪の量は片胸140cc以下というのがエビデンスです!
1カップが60〜65cc程度
ですから、これで大体2カップが限界ということになり、これ以上注入しても残らないのはエビデンスです!
よく言われる、皮膚が伸びるからたくさん注入できるというのは、
たくさん注入できると言う点では間違っていませんが、
皮膚が伸びて沢山脂肪を入れても残らないのでしこりになる、と言う点では間違っていますね!
この点からも、皮膚の伸び云々ではないところに脂肪豊胸手術の難しいところがあります!
片胸140ccが限界ということは、多く見積もっても片胸180cc程度までが安全な注入量と推測され、
片胸180cc以上は、もう入れ過ぎ = しこりのリスクが上がる!
というエビデンスが導き出されます!
よく、
しこりにならない様に多量に注入していない
と言いながら
片胸300ccまでは大丈夫(完璧に入れ過ぎですが、何が根拠?? これがパターン2の手術方法です)
と、本当は大量注入しているところ
もあるので、エビデンスに基づいた実際の注入量で入れ過ぎかどうか判断する必要があります。
片胸180cc以上は完全に入れ過ぎで、しこりのリスクが上がる可能性が大!
表も当院オリジナルのエビデンスデータですが、そもそも
注入した脂肪の量と、半年後(完成後)に定着している脂肪の量とは無関係、つまり
減る分を見越して沢山脂肪を注入しても、定着量は増えない!
のがエビデンスなんですよ!
だから何度も言いますが、
片胸180cc以上の大量脂肪注入をして直後にインスタ映えしていても、全然大きくならないどころか、あとでしこりのリスクしか高まらないんですねー!
脂肪豊胸手術をする方もされる方も、よくよく勉強しましょう!
それで
注入量を片胸180cc以下、最近は135cc以下にしても従来と豊胸効果が遜色ない注入法が、当院オリジナルの5D注入法
なんです!
5D注入法は
バストのフレームを本物のバストの様に大きくできるだけでなく、
注入する脂肪の量を減らすことができるので、
大きく立体的にしてもしこりのリスクを上げなくていい
理想的な手術方法なんです!
まとめ② 一般の脂肪豊胸手術では、ミルフィーユ状に重ねるので高さが殆どでない!(パターン1)
片胸180ccを超えた大量注入でバストを大きく見せかける手術方法は、しこりのリスクが上がるので論外!(パターン2)
これに対し
5D注入法ではしこりのリスクを上げずに高さも出せるから、大きく見えるし実感がある!(パターン5)
大きくならない理由③ 注入エリアを間違っているから
ここで問題です!
バストの大きい人って、お胸のどこが大きい(体積がある)?
デコルテが豊かですか?
深い谷間ですか?
いやいや、それって下着をつけた時でしょ?
ヌードで、自然な状態で!
え? 知らないんですか? なんとなくデコルテの氣がする??
それでは正解を言いますが、
正解は乳房部なんです!
乳腺がある部位で、イメージでいうと、こちらの丸の位置
どちらも違うクリニックですが、両方とも国内の脂肪吸引注入クリニックでの術後です。
どちらも
バージスラインを変えられずに注入し(技術的に難しい)、
高さを出せないから(技術的に難しい)
代わりにデコルテに注入した
結果が、これです!
デコルテに注入すると、もれなくこのような風貌になります!
ブラジャーをつけると盛れるので、ずーっと胸を隠して24時間いられればいいですが、脱いだら悲惨なバスト決定です!
(これが一般的な脂肪豊胸の実力!だから大きくも見えない!)
自分の姿を鏡で見ることもなく、そそくさと下着を着ている毎日
だと推測します。
しかし、
デコルテに注入せず正しいエリアに注入し、高さと丸さを出せる5D注入法で手術をすれば、こちらのような感じに仕上がります!
こちらは
”下着で隠すのが勿体無い”
”風呂上がりに自分の胸に見とれてしまい、なかなか服を着れない”
という感想を頂いています!
同じ脂肪豊胸手術といっても、
手術を手がけるドクターによって雲泥の差
で、価格はそんなに変わらないのが現状です。
脂肪豊胸手術は、ある意味効果が半永久的なので、多少の価格の差によってこの症例のようになるか、先程の例のようになるか、違いは大きいと思いませんか?
あと先程の四角い2例は素人目にはわからないと思いますが、プロから見ると手術内容がバレバレ!
実は注入エリアのミスだけでなく、注入する層でもミスを犯しているんです!
脂肪吸引注入クリニックなのに、そんなばかなー?って思うでしょ?
いや本人たちは気づいてないのです!なにを間違っているのか?
脂肪豊胸専門クリニックの自分から言わせて頂くと、ズバリ!
両方とも、皮下(とくにデコルテ)と大胸筋内への脂肪の注入量が多過ぎるんです!!
自分が4層注入を採用しない理由
脂肪注入豊胸では、4層に分けて注入するのが基本と書きました。
素人相手だと
層を守って4層に注入してるなんて
凄そう!
とか
上手そう!
とか
偉そう!
な錯覚を起こさせるにはいいかもしれませんがー。
自分が採用しない理由ですが、4層に分層注入では
①バストの高さが出せない!
②バストに丸さが出せない!
③太って見える!
④男性っぽくなり、いかつく見える!
という、とんでもないデメリットの塊だから!
これでも4層注入でオペしてもらいたいですか?
③をもう少し詳しく解説しましょう!
太ると増える脂肪って、なに脂肪?
はい!皮下脂肪ですよね?
4層のうち1層は皮下に入れるので、ということは皮下脂肪が増える…?
はい、その通り!
4層のうちの1層は皮下脂肪と同じ層に注入します!
ぽっちゃり巨乳ちゃんは話が別ですが、セクシー巨乳の方は痩せていてバストが大きいので、別に皮下脂肪は厚くありません!
それなのに皮下脂肪を多く入れるとは…。脂肪吸引注入クリニックなんじゃないの…?
だから言ったでしょ!
脂肪吸引注入クリニックでも、所構わず闇雲に脂肪を増やすことしか頭にない(リアルで綺麗な形をつくるのは諦めている)
んです! だから先程の手術結果になるんです! 結果が全てを物語っているんです!
脂肪豊胸手術といって皮下脂肪を分厚くして、
脂肪豊胸手術で”太っているから巨乳”のシルエットをつくっているんです!!
こんなの自分から言わせていただければ、全然豊胸手術じゃないですよ!
単なる肥満ボディ生成術です!
だから自分は不用意にデコルテの皮下脂肪は注入しないんです!
あともう一つの理由として、
皮下脂肪を分厚くすると、②バストの丸みを出せなくなります!
大体のドクターは脂肪豊胸でバストの丸みを出すことができないので、皮下脂肪を分厚くしたら丸くするのが如何に大変か、わかってないです!
皮下脂肪を分厚く注入され鎧の様になった後の他院修正手術では、いかにバストを丸くするのが大変か…。
繰り返しますが、脂肪吸引注入クリニックでさえ、ただバスト周辺の体積を増やせばいいと思っている!それで自分は豊胸手術をしていると勘違いしている!
時々、
当院の脂肪豊胸術後に皮下脂肪がこんなに分厚くなりました!
当院の定着率は凄いんです!
とかホームページを見かけることがありますが、
自分の無知と技術力のなさを晒している、とても恥ずかしいこと
に氣づいていないようです。
もし患者さんがHPを見た時に
皮下脂肪の分厚さを自慢しているクリニックがあれば、そこでは丸くて高さのある立体的なバストは絶対につくれないので、避けた方がいい
と思いますがねー。
以上が自分がデコルテの皮下脂肪を入れない理由です。もう十分でしょ?
あと④についても解説します。
ボディービルダーとか男性で筋肉質な人って、胸がムキムキマンじゃないですか?
あれって、なんて筋肉ですか?
はい!大胸筋ですね!
ん?大胸筋に脂肪を注入するということは…。
はい!先程の皮下脂肪を分厚くするのと同じで、
豊胸手術で大胸筋を鍛えたように分厚くすることになる
んですよ!
だから大胸筋を分厚くすると、男性っぽくイカつくなるんですって!
こんなのただの胸板形成術です!
脂肪吸引注入クリニックといっても、こんなこともわかっていないのが普通なんですよ…。
何度も言いますが、
ただ闇雲にバスト周囲の体積を増やすことしか考えていないんです! その程度なんですよ!
それで自分はこの辺りを熟知しているので、
あまり大胸筋には注入しないからセクシーなバストができる
んですって!
ここまで言っても、まだ4層注入にこだわりますか?
まとめ③ 一般の脂肪豊胸術では注入エリア、注入層の間違いがあるのでバストが大きく見えない
これに対し
5D注入法では、注入エリアが自然に成長したようなフレーム変化をつくれるから計測以上に大きく見え、しかも美しい!
大きくならない理由④ バストのフレームが変わっていない
少しだけ今までの理由と重複しているのですが…。
開業以来、3Dスキャナーで蓄積した自分オリジナルデータだと、
1カップと言われるトップとアンダーの差が2.5cmアップするごとに
バストのフレームが
横幅(主に外乳)で4㎜
縦幅(主に下乳)で8㎜
サイズアップします!
2カップアップすれば、外乳が8㎜、下乳が16㎜アップ!するわけですね✨
このような感じに
これは当院オリジナルの
5D注入法(パターン5)
での術前術後のデータを3Dスキャナーで重ねてわかりやすくしたものです。
きちんと下乳、外乳、そして高さ(この3つがバストの3次元のフレーム)の変化を出せていますよね?
このような変化を脂肪豊胸手術で出せれば美巨乳感が出せるのですが、
脂肪豊胸手術でこれが安全にできるのは、当院オリジナル5D注入法(パターン5)だけ!
まぁ、パターン2で脂肪を大量注入(200ccを超えて300cc前後)すれば、見た目の体積は増えますが、いずれ吸収されて小さくなるか、結局はしこりになってしまいますから、大量注入は繰り返しますが論外です!
脂肪豊胸で安全に大きく魅せれる
だけでなく、この変化が出せると
脂肪豊胸でも美乳になる
のです!
フレームの変化をもう少し解説すると、この方は、当院オリジナルの5D注入法で手術を2回されたのですが、
手術するごとに下乳と外乳が一回りずつ大きくなっています
よね?これが
大きくなった実感とともに美乳になる理由
なんです!
一般の脂肪豊胸手術では、
たとえ糸で下乳だけバージスラインを広げようとも(パターン1併用)、
片側180ccを超える脂肪の大量注入で皮膚を伸ばして大きさを出そうとしても(パターン2)、
自分のパターン5と同様の変化は出せないのです!
だから一般の脂肪豊胸手術で美巨乳にできない…
脂肪豊胸手術の決定的な弱点である、ドクターによって仕上がりの差や安全性の差に違いが大きいというのは、ここにあるのです!
まとめ④ 一般的な脂肪豊胸手術ではバストのフレームの変化を出せないから!(これでは美乳にもなれない)
これに対し
5D注入法では脂肪を大量注入しなくても、しっかりとフレームを変えて美巨乳にできる!
大きくならない理由⑤ そもそも公表されている?定着率に間違いがあるから
よく聞く脂肪豊胸手術の定着率が 平均70% とかって、本当でしょうか?
仮に真実だとしたら、
片胸250cc注入したら175ccも定着する
んですよ!これは
1回の脂肪豊胸手術でも、小さなシリコンバックを挿入した変化に相当する効果がでる
ということであり、
殆どの患者さんが(ドクターの技量の違いによる仕上がり、形はどうであれ、大きさ的には)1回の手術で満足するはず
ですし、
仮に爆乳希望の人でも脂肪豊胸手術を2回すれば、
175cc × 2 = 350cc も大きくなり、シリコンバック豊胸は絶滅します!
が、
全然そんなことはない!
ですよね?
大手に所属している時から、この数値は絶対におかしいと思っていました…。
自分が下手で自分だけが定着率が悪いなら話は別ですが、当時から自分は
誰よりも大きく綺麗なバストをつくり、大手でも人氣で手術件数NO.1でいたのにも関わらず、平均の定着率が70%なんて絶対に出していない!いや、出せない!
全国的に業界内を見渡してみても、海外をみても、定着率を70%超えているケースは見たことがありません!
これは定着率70%というのが間違っていると素直に考えた方がいい!
どこからこの様なミスリードが出たのか?(大体見当はつきますが、大人の事情で黙っておきます)
それで当院でデータを収集している間に他院で額の脂肪注入の場合の3Dスキャナーによる定着率のリサーチ結果が出まして、
額の定着率は29%
ということでした。
額は若干残りにくい部位でもあるのですが、これを聞いて大体予想通りの結果でしたね。感覚的に脂肪の定着率って、大体そのくらいです。
それで自分の脂肪豊胸手術の半年後の定着率を解析した結果は…。
脂肪豊胸手術の平均定着率は約35%
で、
定着率がいい人の場合で約65%
でした!
つまり、ざっくりと
一般的に平均定着率は1/3
定着がいい人では、平均の2倍の2/3の定着率
という結果が脂肪豊胸手術、脂肪注入術のリアルです!
このように、定着率に間違い(嘘?)があるから、思ったより大きくならないんです!
サイズ保証の重要性
平均で定着率が1/3ということは、それよりも定着しないケースがチラホラあるということは、わかりますよね?
その人達は、自分が定着しなかったら、一体どうするのでしょうか?
自分だけは間違いなく定着する? そんな都合のいい話はないですよ。
ここから重要なポイントがわかります。
もしなんのエビデンスもなく
”定着率は70%! 定着するかしないかは個人差ですから、やってみないとわかりません!”
と言われて、
サイズ保証もないクリニック
でまんまと手術してしまったとしたら…。
本当に平均定着率70%なら、定着が悪くて半分だとしても35%は定着しますがー。
実態は平均35%で定着が一般の半分だったら定着率17.5%、1/3だったら約10%…。
それでサイズ保証がなかったら
注入方法がミルフィーユ状に注入する方法だったら…。
断言します!絶対にその脂肪豊胸手術であなたのバストは大きくなりません!
果たして定着率が1/3でもバストは大きくなるのか?
そのために2007年に自分が開発したのが
BANNAI式オリジナル3D注入法
で、2019年に学会で発表したりYouTubeやブログで扱ってから、
ただ単にカニューレを曲げただけで注入するなんちゃって3D注入法
が業界に増えてきました。
BANNAI式オリジナル3D注入法自体、従来のパターン2(片胸300cc注入)の70%の脂肪の量、具体的には片胸210cc(片側300cc注入したケース)でも遜色ないサイズアップと、それ以上の美乳をつくることができました。
確かにこの手術方法では、
ミルフィーユ状に4層重ねる方法では、下乳も外乳も出来ず、高さもでない点とは一線を画して本物のバストのように3次元的に大きく美乳にすることができました
が、まだパターン2のような脂肪を注入した体積でバストを大きくする影響も残っていました。
しかし、
定着限界量が140ccと判明したので、さらに注入量を減らしても美乳がつくれないか試行錯誤を重ね、2024年に進化して誕生したのが現在の5D注入法
です。
5D注入法では、BANNAI式オリジナル3D注入法の50〜70%程度の脂肪の量、具体的には片胸100〜150ccでも遜色ない結果を出すことが出来ました。
つまり、
きちんと美乳にする効果を残しつつ、しこりのリスクを軽減することにも成功したのです!
感覚で言うと、
片胸125ccの脂肪の注入でも250ccのシリコンバックを挿入したフレームをつくることができる
のが
5D注入法
です!
あるべき脂肪豊胸手術とは?
このようにして
とは、
自分が辿り着いたあるべき脂肪豊胸手術
とは、
パターン1のように、しこりが怖くて層状に広く注入して四角て平たいバストになる手術方法でもなく、
パターン2のように、しこりのリスクを過小評価して脂肪を大量注入(片胸180cc以上で既に入れ過ぎ)してデコルテもりもりにしたり、一時的にバストを大きく見せかける手術方法のでもなく、
パターン5のように、定着限界以下の脂肪を使って注入技術でバストのフレームを変化させてバストアップするのが正しい脂肪豊胸
だというのが結論で、これが現在のところ業界では
5D注入法のみ!
ということです。
どこからどうみても、やっぱり脂肪豊胸手術をするなら、脂肪豊胸手術専門クリニックの坂内(BANNAI)じゃない?
このコラムを監修したドクター

銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 院長
坂内 誠
保有資格
医学博士/美容外科専門医経歴
-
1995
新潟大学医学部医学科卒
新潟大学医学部附属病院 外科勤務 - 1997 新潟大学医学部大学院外科学1入学
- 2001 同上卒 医学博士取得
-
2006
大手美容外科入職
都内大型院の院長を務め、グループ内の年間脂肪豊胸手術件数全国トップを毎年記録 - 2020 銀座3丁目・BANNAI美容クリニック開設 院長に就任